麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

P.I.C始動

2005年09月13日 | 東演
昨日は来年春の公演を睨んだP.I.C公演の
第1回の会議が開かれました。

まずP.I.Cって何?って話ですが
Parata Independent Committee
(パラータ自主公演委員会)の略称で、
01年12月『黄昏のメルヘン』から始まった
座内レーベル公演でございます。

どうようなものかと申しますと……
先日、強いインパクトを与え終幕した『子宝善哉』など
劇団の精神に根差しながらも、趣の異なる新しい試みを
  劇団拠点(パラータ)で行う=アトリエ自主公演の、
  テイストを強く掲げつつ、さらに一歩踏み込んだ
  《劇団本公演》でございます。
                   
劇団の運営組織や制作部などを中心とした通常の公演ではなく、
“ある作品”または“ある演出家”等にこだわった
劇団員が集結して先頭に立ち、その公演をリードしていく・・・
とても乱暴に云えば、トップダウンではなくボトムアップな
  公演形態による演劇創造!

第1回は前述『黄昏のメルヘン』・・・矢代静一さんの名作を、
“若手の育成”に主眼を置いて、越光照文氏演出で公演!
青年座文芸部所属で桐朋学園短大演劇科教授でもある氏の
情熱溢れる作品創りは、今なお再演の声の高い
舞台成果を得て、まずは好発進

続く03年3~4月『崖下の幸福』。
『どん底』『三文オペラ』などベリャコーヴィッチ作品の
コーディネーターとして劇団と深い関わりのあった
佐藤史郎氏の処女戯曲を、氏自らの演出で。
国際感覚溢れる、独特の俯瞰からの目線が、
観客に「日本とは、日本人とは何か」を鋭く突きつけました!!

さて。
そして3年ぶりとなるP.I.C vol.3・・・
まだ詳細は発表できませんが、乞うご期待
逐一ブログで、進展はご紹介の予定です!!!


今週の東演・・・
    15日(木)朗読劇『月光の夏』大垣公演*
    18日(日) 同 上     伊勢公演
    19日(月) 同 上     幸田公演
    20日(火) 同 上     岡崎公演
    *このシリーズは、山田・古田・小高・能登

そして、いよいよ22日(木)~『臨時病室』稽古始め



    
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月光の夏旅日記10~赤羽編

2005年09月11日 | 東演
投票を終えて、事務所へ。
そう、今日は9月11日です。
八重山に台風15号!のニュースは見た。
東京は曇りの予報だったはずが、
PCのスイッチを入れた途端に、猛烈な雷雨
ビックリした
道すがらじゃなかったのが救いだが…。

さてビックリといえば・・・
出社途中、自販機でファンタのパインなんちゃらとゆーのを、
何となく選び、ガラガラガッシャンと落ちてきたのを
乾いた喉に流し込んだのだが、
なんか変な味…。
ふとペットボトルに目をやれば
のーてんきにNEWなんてついて「キウィ」ときたもんだ。
自販機の上段左端には確かにファンタパイナップル
ってのが鎮座している(座ってないから鎮立?)。

実はそのお店は、「いつものサイズで焼いて」と注文したら
バカでかく焼増して、我が制作部ベテランM・Tを
憤慨させるなど数々の逸話を残す店なのだが、
・・・高齢のご夫婦が二人きりでやっていらっしゃる
お菓子だの飲物だのタバコだの商う昔ながらの店だから
今日のように「似た飲物」が出てきたことは
むしろラッキーなくらいだ。


さて。
9日、城北演劇を観る会での『月光の夏』2ステージは、
原作文庫本が55冊も売れる驚異的な反響!
それが舞台への分かりやすい反応だったと、僕は思います。
事務局長がおっしゃった「終演後に、こんなに会員さんが
客席に残って感想を書いていることは珍しい」
という言葉がそれを裏付けていると言えるでしょう……。

決してスターもいないし、地味な作品が多い劇団ですが、
冒頭の自販機じゃあないけれど、
良い意味で“予想外の”
「舞台」を、届けられたのではないだろうか?

物販をお手伝いいただいた「三姉妹」のお姉さんは
言いました。
「私達の兄は、今日の朗読劇に出て来た沖縄海戦より、
ちょっと南の島で戦死しています。妹は小さくて、
兄の顔など覚えていないことでしょう…」
「写真の顔だけしか知りません」とは妹さん。

会場となった赤羽会館の、ホールは1階で、
階上にある期日前投票の部屋に多くの人が
昇って行くのが見えました。

果たして、今日、我々日本の国民は、
どんな未来を選択するのだろうか・・・。

そうして東演は、やはり演劇で、
多くの人と日々出会うことを、これからも続けていく。
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演劇祭と劇団

2005年09月08日 | 東演
明日は赤羽で公演。
ちょくちょく当ブログに登場する演鑑連
(全国演劇鑑賞団体連絡会)のひとつ
城北演劇を観る会の例会であり、
かつ「北区演劇祭」の栄えあるトップバッターも務める
『月光の夏』である。
9月4日づけで「下北沢演劇祭」に少し触れたが、
今日は夕刻より「杉並演劇祭」の会議だ。

昨日ちょっと紹介したジャブジャブサーキットや
以前東演に所属していた小西要司(現在→藤井としもり)が
客演する劇団ZAPPAなどは「池袋演劇祭」にエントリー。
その他、ネーミングが洒落てる「たちかわ真夏の夜の演劇祭」、
遠くは、南に「宮崎演劇祭」「北九州演劇祭」、
北では「道東小劇場演劇祭」(これについては継続してるか未確認)
などなど・・・
全国津々浦々で、演劇祭はあって。

まあ大概は、お役所主導なわけだ。
(財団や劇場だったりする場合もあるが、
それにしたって「半官」だものな。)
今後、指定管理者制度が根付いていく中で、
どのような変化が生まれるか、是非良い方向に進んで
・・・あ、話がムジュカシクなってきたな。

現状でもスタッフの方々は皆一生懸命だし、
プロパー(専門職として採用さらた職員の方)が
頑張っているところも沢山あるわけで・・・
要は、今まで以上にもっと《劇団》が関わっていけることが
いっぱいある! と改めてゆーことでもないんだけど、
強く思う今日この頃・・・。

で、その時【演劇祭ゴロ】が生まれないように、
できるだけ地元に根付いた劇団と組んでいただければ
尚いいと思うのであった・・・。

今日は快晴
   高円寺から荻窪までチャリで会議に行こう!っと。
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メンバーが足りません。

2005年09月07日 | 身辺雑記
強い風が吹く東京です。
缶を収集する黄色い箱が道路を滑ってきたり、
蝶が自らの意志通り飛べずに流されたり、
人以外も大変なサマを見ながらの通勤でした。

九州、四国で被害に遭われた方々には
心よりお見舞い申し上げます。

  *    *    *    *

さてタイトルの「メンバーが足りません」は
東演のことではありません。
勿論、仲間は多いにこしたことはないので、
劇団員は毎年募集しています!
現在40人ほどのこぢんまりとした集団になり、
他の200人超の劇団よりチャンスは多いと思いますヨ

話が逸れました。
「メンバーが足りません」は
骨髄バンクのドナー登録を促すキャッチコピー
モノクロームの、元サッカー日本代表・井原正巳氏が
雨の中「未来」を見据えているCF冒頭に流れます。

最近非常に素敵だな! と思ったCFです。

「大豆のススメ」も、かなりいい!
大豆イソフラボンがスゲー摂取できるらしいが、
呑んだら予想に反して旨い
児玉清さんとギバちゃんは嘘を言っていなかった。
体に良いのは分かりづらい。
体に良くて(たぶんだけど)…美味しければ尚いい。
それにパッケージも良い!

オーソドックスなコーラやファンタ以外は、
まあ爽健美茶が、お茶のイメージを越えた
インパクトがあったくらいで
あとは追随しては失敗…という印象の、
どこか殿様商売の感が拭えないコカコーラにしては
大健闘の「新商品」ではなかろうか・・・。

そうそうCFといえば、某化粧品で、
メインの女性の後にチョコっと、
和田聡宏くん・・・フジで大コケした、
韓流ドラマを意識しまくったドラマ『東京湾景』主演など
・・・が、出演しているのだが、
「見た?」というメールが僕のところに何本も入った。

彼とは、彼がまだ無名の頃、
演出の磯村純(青年座)以下、スタッフはプロながら
和田くん以外はアマチュアという芝居に出て貰っただけの
本当に浅い(和田ゴメン…文脈上だから気にするな!)つきあいで…
それでも、そのことを知っている人からチェックが入るのだから
やはりテレビはすごい。

ちなみにその時の芝居が『非常怪談』。
はせひろいち氏の代表作だが、彼の劇団(拠点は岐阜)が
9/15~池袋シアターグリーンで『しずかなごはん』を
上演いたします。
そのへんはまた機会をあらためて・・・。



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月光の夏旅日記9~こぼれ話

2005年09月05日 | 東演
昨日のブログをピッと投稿した瞬間、
PCの画面が乱れて一瞬ギョッとしたが、
首に提げた携帯が鳴って、
  長崎の島原-市内を回った「月光の夏」旅班が
  事務所のカギを開けてくれという℡だった※

9/3に帰京した舞台監督、舞監助手、
衣裳(役者兼任)が、機材類を車から劇団に入れるために
疲れた体をひきずってやって来たのだった。
ご苦労様

それにしても、今回の旅は何度か台風とニアミスして
ことごとく逃げたのだが、この長崎でも台風14号を
察知するように帰京・・・。
 昨夜は九州から遠く首都圏でも冠水などの被害が出た。
 カトリーナを上回る勢力とも聞く…。心配だ。

※劇場、稽古場のあるパラータと、事務所のあるマンションは
 隣りあっている。2階部分でつながってはいるが、
 日曜など僕一人の時は用心のためパラータは施錠してある。

さてさて。
8月6日田川を皮切りに、東京での合同公演を挟んだツアーも、
しばし小休止・・・

ブログからこぼれた話をいくつか……。

  人吉に「青井神社」という建立1200年になろうとする
  立派な神社があって(正式には「青井阿蘇神社」といい、
  国指定重要文化財)見事な朱塗りの橋や鳥居が目を引くのダ
で、神社だから当然「赤」でいいのであって、
青井も「青い」ではない、と理屈は解っているのだけれど、
青井神社に、深い藍色や群青の橋や鳥居があったら素敵と
やはり思うってこと。

臼杵で「へえ~」と思ったのは、住所の「組」。
例えば、我々が二泊お世話になった「ビジネスホテルあわず」は、
臼杵市駅前1組とゆー住所。
公演した市民会館は、臼杵市大字臼杵72-83だから
すべてではないのだろうが……古い町並みも「組」だった。

そうそう。ビジネスホテルあわずには、
外国籍の方が沢山いました。
臼杵-津久見-佐伯というエリアは造船が盛んで、
東演としては懐かしい、
ロシアな言葉と顔かたちと思われた宿泊客は
バルト三国のひとつ、リトアニアの船乗りさんだった。
昔の商人宿を改装した「あわず」は、
外観は民宿の風情だが、ロビーにPCが置いてあり
無料で貸しだしていたので、
その他ドイツ系や東南アジア系の方々も、
かわるがわるモニターに向かっていました。
・・・インターナショナル~ウ

さらには九州各地から強豪女子バレー部が数校集い、
対抗戦を繰り広げているとのこと、
朝。1階の食堂(及び大広間)に背の高い女子高生が
40~50人、朝練を終えた上気した顔で、
はしが二膳足りません…、こっち味噌汁あと三つください
と、青春していた
(どうやら別館があって宿泊はそちらだったらしい…)

つづく

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祭始まる

2005年09月04日 | 東演
昨日も書いたとおり、下北沢は今日も「お祭り」
店を閉めて、店先みに冷えたビールとおつまみ
  を出すところも多く見受けられる…

そんな中、世田谷区役所北沢出張所の3階会議室では
来年2月の「下北沢演劇祭」の中の目玉企画(?)
区民公募による「世田谷区民上演グループ」に
参加希望する方々への説明会が行われた。

今年は男性8人、女性15人。
数的にはこぢんまりと、けれど年齢は12才の中一から
72才までと、例年通り…いや、以上の幅広い年齢層の
個性豊かな面々が集まった。

  我々、東演が担当するAグループは月明けの10月アタマから
  稽古に入りますが、まずはそのチーム分け、
  さらには作品選び・・・
前述のように男女比が不均衡なのでレパ選びは大変なのです。
まあ、これは例年のことですが・・・。

06年2月18日(土)~19日(日)北沢タウンホールにて。
興味のある方は、無料ですのでお気軽にご来場ください!!!

ほか、2月の1ヶ月間、下北沢の8劇場に集うのは、
桟敷童子、動物電気、流山児★事務所、G2プロデュースなど
今が旬の劇団が多数・・・。
是非お運びくださいませ。
昨年から、観劇した方にお得なサービスのある
「しもきたマップ」も登場!
ビールが一杯無料だったり、10%オフになったり…
まあ随分先の話ですが・・・。

おそらく演劇祭関係のブログも今後増えてくるかもしれません…

あ。
今、外から御輿の音がやってきた。
今日は北沢八幡宮例祭。
そして第16回下北沢演劇祭「区民上演グループ」という
祭が今日からスタートです



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かりそめの出発

2005年09月03日 | 東演
9月3日(土)
今日、明日は、東演からも程近い、北沢八幡宮例祭だ!

駅前には朝から法被姿の人が多かった…
そういえば、ふだんヒット曲など流してる
商店街の有線は、昨日から「お囃子」だった。

さてそんな中、パラータでは
今年新装開講した「東演俳優工房」の中間発表会
『かりそめの出発』(作/山田民雄、演出/原孝)を
2時、5時の二回公演・・・。

無事終了し、今は下の稽古場で打ち上げ中だ!!
戦後の日本の農村を舞台にした青春群像で
“あまりに東演らしい”と言えば、これほどらしい作品はない!
って舞台でした。

劇中、御輿の笛太鼓がBGMのさらに遠く聞こえたが
まあ「農村の風景」としてありかな?と。

美術・照明・音響など裏方を若手劇団員が務め、
道の要所にもやはり「先輩」が立つ・・・
という「温かさ」の中で、それに応える熱演でした。

三月には卒業公演!
この「工房」は実践を重んじ、作品を創り上げる中から「学ぶ」
スタイルで、これまでの半年基礎を学んで、
それを元に後半一本芝居を創るというカリキュラムから変更しての
第一期生ダ!
劇団の期待は大きい!!!

かりそめ[仮初め]名詞
①まにあわせ。②おろそか。③ふとしたことから
・・・と辞書を引けば出てくるが、
是非「かりそめ」でない俳優として、来春、劇団の門を叩いてほしい


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月光の夏旅日記8~中部北陸から再び九州へ

2005年09月02日 | 東演
今日は9月2日。
あっという間に8月は去ったな

富山公演で感動したのはチケットだ!
実行委員会形式の公演では、
各所いろんな趣向があって僕たちを楽しませてくれるが…
富山のチケットはピアノの形をしていた。
15㎝×10㎝はある大ぶりのもので、印刷屋さんで
型作って抜いたらバクダイな金額になるところを
全て手で切って・・・
「でも一人10枚も切ればあっというま」と
実行委員の一人は笑った。
本当にありうがたい

その富山での3ステージ(30日昼夜、31日昼)
のほかに七尾で昼=市内の中学生の貸切公演、
夜=実行委員会による公演という複数ステージがあって、
朗読劇『月光の夏』中部北陸ツアーは、
9日間9ステージ(移動日含む)を無事終えた。

僕は富山に顔を出しただけだけれど、
昨日記載の9名がワンボックス2台に分乗して移動する
このコースでも多くの方々にお世話になったことだろう・・・
(コースは昨日の旅日記7に)

移動といえば・・・
8/31。富山での公演を終えた面々は、
佐賀に帰る植田さんを見送り、
逆に実行委員の皆様に見送られ、夕刻富山を離れた
地元の方から情報を入手したルート。
高速を使わず、峠越えで松本まで・・・

一体いくつの温泉を横にみたことか?
クネクネと山間を曲がり昇り、清流の脇を抜け、
長野県に入った頃にはすっかり陽も落ち、
松本から長野道に乗ったのは夜の8時前・・・
新宿には23時少し前に到着。

僕以外の多くの者は、翌朝には9:30羽田集合
山田、古田、小高、能登、
横川、辰巳、原野に、照明のみ鵜飼から宮内さんにスイッチして、
9/1早朝、東京から空路長崎入り。
(ピアノの植田さんは佐賀から一人陸路で合流)
島原で公演を終え、今日は移動日。
明日は長崎市内で公演だ。

さて
朝晩はTシャツ一枚では少々肌寒くなった東京。
明日は今年から新装開講した「東演俳優工房」の
中間発表会(昼2時、夜5時)がある。

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月光の夏旅日記7~富山編

2005年09月01日 | 東演
折込をすませて新幹線に飛び乗ったのは
8月30日の14時20分。
目指すは富山

9月9日に『月光の夏』を例会として迎えてくれる
「城北演劇を観る会」の事務所のある王子、
さらにその会場となる「赤羽会館」のある赤羽を通過し、
二番目の停車駅・大宮に入る頃うとうとして、
目が覚めたら越後湯沢だった。

8月23日、愛知県江南市での公演を皮切りに、
岐阜市-富山県高岡市-石川県金沢市-同県七尾市
と回って、富山市に29日夕刻に入った・・・

山田珠真子、古田美奈子、小高三良、能登剛のキャストに、
制作の横川。
他のスタッフは九州から休みなく働く鉄人たち、
照明・鵜飼、舞台監督兼音響・辰巳、舞監助・原野、
そしてピアノの植田伸子さん。
以上9名に合流すべく、

長岡から特急北越に乗り換え、開演12分前に会場着
久しぶりに一人の観客としてアタマからじっくり『月光』を観る。
滂沱の涙を流す!

富山県民小劇場=オルビスは、
駅前にそびえるマリエというビルの7階、
200席ほどの、小屋自体がまんまるな面白い小屋・・・。
あの「月光の夏」を、あの小さな空間で観るのは
贅沢極まりない体験だ。

その後の交流会ではピアノに覚えのある実行委員の
「劇中で弾くときと、最後に全楽章弾くときでまるで違う」
という感想に、ふだん無口なピアニストがいたく感動し、
そのあたりの違いを饒舌に物語った。

来年は植田さんの単独ピアノリサイタル
な勢いで盛り上がる!!
これも旅の面白さ。
そしてもし実現すればそれはそれで面白いやね(^-^)

『月光の夏』旅日記はまだまだつづく……
      



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