麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

軍隊解散者日報5月7日

2018年05月07日 | 制作公演関連


最近『首のないカマキリ』の
話題が多い弊ブログですが、
相変わらずフリーの演劇制作を
生業としている私は、劇団櫂人
『女の平和』も担当しています。

古代ギリシャの喜劇作家である
アリストパネスによる戯曲は、
原題が『リューシストラテー』
( Lysistrata)と言い、意味は
「リューシス」(解体)と、
「ストラトス」(軍隊)を合成、
つまり「軍隊解散者」である。
と、Wikipediaに載っている。



これが、ブログタイトルの由縁。

さて。劇団櫂人及び客演陣は
昨日の「GW最後の日」も集結。
てか、いよいよ水曜定休以外、
週六の稽古に突入した、
その初日が5月6日であった。

話が前後するけれど。
原題はまた主人公の名前でもある。
リューシスラテーという女性が
長く続く戦争を終わらせるには、
女性が団結して「ストライキ」を
敢行するしか手がない!と
呼び掛ける場面から芝居は始まる。

そう。
冒頭「古代ギリシャ」と書いたが、
紀元前431~404年に実際にあった
ペロポネソス戦争を材にした物語。

アテナイを中心としたデロス同盟

スパルタ中心のペロポネソス同盟
という謂わば当時の「世界戦争」に
作者が問いかけた戯曲。

なんというか……愚かにも人間は
ずーっと戦ばかりしているのだな。
トホホ。


(稽古場風景)


【公演概要】
劇団櫂人第4回公演『女の平和』
原作/アリストパーネス
翻訳/佐藤雅彦
演出・美術/篠本賢一

5月30日~6月3日
上野ストアハウス

前売3800円 当日4000円
中高大学生2000円

⭐31昼、1昼、2昼は完売。
その他詳細は劇団櫂人HPにて。

http://www.gekidankaito.com





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2018年05月05日 | 制作公演関連


劇団俳優座『首のないカマキリ』。
今日から全キャスト揃っての稽古。
(と言っても欠けたのは二日だけですが…)

キャストの岩崎加根子、安藤みどり。
と、演出助手の中村圭吾のいなかった
昨日は、そのかわり(というのは変だな…)
色々なものが届いた。

まずバナナがドド~ンッと二箱!


(写り込んでいるのは、舞監助手の
石川修平=研究所三年=)

俳優座の支援者の方からの
ありがたい差し入れ。
衣裳も三箱、どんっと届いて。

迎えた5月5日。
初回の衣裳合わせを11時~。

14時からは、その衣裳をつけて
頭からの稽古。
衣裳の樋口藍さんはもちろん、
音響・木内拓さんもいらして……。



さて、黄金週間も残り僅か。

外国人観光客や、子連れの家族と
かなりの数行き交ったけれど。
そんな中で何度か目にしたのは、
父と母(あるいは兄弟姉妹など)と
手を繋いだチビッ子が、
駅の階段の、最後の二~三段を
ピョ~ンと飛ぶ場面。

そうそう、すっかり忘れていたけれど、
僕も幼い頃、好きだった「遊び」だ。

あの気持ち良さったらない。

歩くことも覚束なかった脚が、
しっかり歩くようになった次に
挑むのは「跳ぶ」ということなのか?

『首のないカマキリ』は、
最初からしっかりした足取りで
稽古を重ねてきたけれど、
GW終盤の気温上昇ともあいまって、
二~三段、軽やかにジャンプ!!

そんな段階に突入しています。

初日まで二週間ほど。
ただ既に完売の25日、29日に加え、
23日はあと数枚を残すばかり。
19日、26日、6月3日も残り僅か。

連休が明けたら、是非予定を決めて、
俳優座にお電話くださいませ。

チケット専用:03-3405-4743
(俳優座)
ほかカンフェティでも取扱いあり。










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みどりの日2018

2018年05月04日 | 身辺雑記


上の写真は先月のもの。
先月といっても四日前の4月30日。

劇団俳優座No.336公演
『首のないカマキリ』
(作/横山拓也、演出/眞鍋卓嗣、
5月18日~6月3日、俳優座稽古場)

上記の舞台に出演の、安藤みどりの
誕生日をトシ・ヨロイズカのケーキで
お祝いするの巻

そして今日は5月4日「みどりの日」。

本日は、深川江戸資料館で、安藤と
やはり『~カマキリ』に出演の
俳優座代表・岩崎加根子ほかによる
朗読と落語『春琴抄』の本番があり、
六本木の稽古場にみどりはいない。

・・・なんか一寸ややこしい

で「みどりの日」は祝日のなかでは
一寸ややこしい日だと言える。
なんたって、1989(平成元)年から
2006(平成18)年までは4月29日が
「みどりの日」だったわけで。

いうまでもなく、2005年までは
長らく「天皇誕生日」だったのだけれど、
12月23日に変わったのを受けて、
「みどりの日」になり、さらに
05年の祝日法改正により、07年以降は
「昭和の日」となった。と同時に、
「みどりの日」は5月4日にお引越し。

元服の日にちなんだ「成人の日」、
東京五輪開会式の「体育の日」など
「その日」に意味を持った祝日が、
〈ハッピーマンデー制度〉により
毎年異なるのもナンダカナ~だけれど
……てか「体育の日」を名称変更して
「スポーツの日」に、てな動きが
あるそうではないですか。



と、突然。
劇団櫂人『女の平和』チラシ。
(原作/アリストパーネス、
翻訳/佐藤雅彦、演出/篠本賢一
5/30~6/3、上野ストアハウス)

昨日の弊ブログで今年のGWは
「主に六本木で過ごす」と記述。
あくまで「おもに」ってことで、
板橋のシニア劇団へも顔を出すので
ダブルヘッダーっす。

そうそう。みどりでいえば。
『女の平和』演出家の令夫人は
翠(みどり)さんだったりする。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴールデンウィーク2018、夏?

2018年05月03日 | 身辺雑記
アマンド、芋洗坂、ロアビル……、
六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、
国立新美術館、瀬里奈に香妃園に
アントニオ・・・東京の「六本木」の
イメージは様々だろう。

僕にとっては「おおぎみ」という
名店(迷店?)のある街で、
演劇人的には俳優座と俳優座劇場が
存在する場所と言える。

バブル期には「マハラジャ」等の
ディスコ、のちにはクラブが林立する
中心地のひとつでもあった街。

2018年のGWを僕は主に、
ここで過ごしています。

踊りもせず、酒も飲まずに、
事務所と稽古場をいったりきたり。
てか、室内でも暑い。
まだクーラーは早い……というか
一応連休中でオフィスには私一人。
窓を開けて、Tシャツ一枚で凌ぐ。

  

今日は背中に10番とTOSHIYAと
入ったジュビロのレプリカT。

そんな我が磐田は、昨日マリノスを破り、
勝点を18に伸ばし、6位に浮上した。
ただ、DFギレルメが退場処分。
その判定後に相手選手に暴行を働く等、
後味の悪い試合となった。
サポーターの一人として「ごめんなさい」。

謝罪といえば。
人気グループ「メンバー」の件で
世の中は随分と揺れているよう…。
あえてコメントは控えます。

大型連休(個人的には違うけど)だし、
明るい話をしよう。
卓球が、頑張っています。

バドミントンは頑張りました
女子シングルスで奥原が優勝
女子ダブルスは福島・廣田組が準優勝
同種目で高橋・松友組が三位
男子ダブルス園田・嘉村組も三位

フクヒロペアの、その直後の退社決定、
移籍などの報道が少し水を差したけれど……
おっと、明るい話をするのだった。


あ。
「踊りもせず、酒も飲まず」と数行前に書いた。
それは今日の話で、昨夜は飲んだ。
『首のないカマキリ』限定制作の私が、
でありながら本番すべてに付けない為、
俳優座の制作部の二人と
共有しないといけないことが多々あり。
その会議を兼ねたテーブルを設けた。

その前夜は・・・神楽坂の、
たまに行く店に一人で顔を出した。
隣も一人飲みしている男性で、
おかあさんとの会話から
「二親と兄二人は秋田出身で、
僕のみが京都生まれ」と判り、
「私はパパが青森」とつい割り込んだ。
そこから盛り上がって、
二人で熱燗をグイグイ呑んだ。

GWを利用して、吉田類の
某人気番組で紹介された東京の店を
はしごしていたらしい。
あの日「樽八」が三件目と言っていた。

・・・そういう意味では私自身も、
まあ、それなりに愉しんでいるのね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シモキタ2018春

2018年05月01日 | 身辺雑記
演劇の街、音楽の街、若者の街、
古着の街、カフェの街、カレーの街
・・・それぞれの嗜好性により
イメージも様々だろう「下北沢」。

カッコでくくったのは「駅」はあるが
住所は存在しない、つまりは
「駅周辺のエリア」の呼称ゆえ。

その駅が長い間「工事中」であり、
行くたびにホームから改札への
ルートが変化するから迷う、と
沢山の声が、ここ数年耳に届く。

いつもとは違う場所に出てしまい、
自分の現在地が解らず、道に迷い、
開演に遅れたという方も実際いた。

そんな「シモキタ」の2018年春、
ついにメイン改札「南口」が閉鎖。
新たに「南西口」がオープンした。
わりとちゃんと造ってあるから、
仮じゃない雰囲気だ。ちなみに、
これまでもあった「西口」と「北口」は
健在。……ただ後者はその位置を
ちょこまか変えている。
まあ、そんな細かい話はともかく。

三月末から御披露目の「西南口」。
何が残念かといえば、改札を出て
左に向かった最初の建物がラブホ。

商いに貴賤はないのだけれど(^_^;)
その手のアミューズメントは、
なんてぇか、少し隠れた場所とゆうか、
いや実際これまでは、シモキタで
買い物したり飲み食いする場合、
足を向けない辺りに「ひっそり」と
建っていたのである。
そこに新しい出入口が出来ちゃった。
ε=ε=┏(・_・)┛

まぁ、そういう余り店もない
「ひっそり」な場所だから、
新しい改札を造る余裕もあったと、
言えるのだけれどもさ……。

※※※

先々週の日曜日。
まず、本多劇場にチラシを置いて、
シアター711で芝居をみたあと、
本多スタジオで通し稽古を見た。

解る人にはわかる話なのだが。
この流れの場合は北口を使う。
その帰りに小腹が減り、
南口商店街でラーメンをすすった。
ミスドの前の、細くて緩く登った道を
ゾロゾロと人が歩いているのに
違和感を覚えつつ流れに続いて
初めて南西口から乗ったのだ。

小田急の復々線化の工事は終わった。
けれど「下北沢の再開発」という
大プロジェクトはまだ序盤。

いっとき盛り上がった反対運動も
すっかり大人しくなってしまった。

いったいどんな「下北沢 」になるやら?
春ってえか、初夏に思うのだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする