昭和40年代、M男は 学校卒業後 北陸の山村から 都会に出てきていたが 兼業農家だった実家の父母は 季節季節 米だったり 餅だったり 荷造りして送ってくれたものだ。
後年 さだ まさし の 「案山子」を聞いた時 これが 父母の心情だったか と 涙が込み上げてきたことがあった。
そして 息子達が 一人暮らしを始めた頃 M男は 親の立場でまた この曲に 深く 頷いたのである。
しんみりと聞かせる さだ まさし ならではの曲、「案山子」。
ながらく空き家となっていた実家は 数年前に取り壊し 帰える場所は無くなっているM男であるが 懐かしい故郷の風景を 想い浮かべる時 唱歌 「ふるさと」と 重なるように 流れて 聴こえてくるような気がする曲なのである。
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案山子 さだまさし