最近は、気力も、意欲も無くなり、完全にやめてしまったが、60代位までは、結構、新聞や雑誌等で目に付いた記事や特集等を、切り抜きしていたような気がしている。
切り抜きしても、結局は、何の役にも立たず、大量の不要雑物と化してしまい、なんと無駄なことをしているもんだと、反省もしていたが、それらは、ここ数年の間に、大胆に廃棄処分し、今はすっきりしている。
でも、未だに、不要雑物整理中に、あっちこっちから、そんな切り抜きが、パラパラ出てくる。
先日、出てきた「特集 鉄道唱歌で行こう!」なる 切り抜き21ページ。
旅行会社から送られてくる冊子から切り取ったものやら、どこかで配布された雑誌か何かのページを切り抜きしたものやら、何年も前のもので、全く記憶にないが、大いに興味関心が有ったから 切り抜いたものに間違いない。
(抜粋)
「鉄道唱歌」と言えば、「汽笛一声新橋を・・・」で始まる、明治時代に出来た唱歌であるが、「鉄道唱歌」に纏わる中身の濃い特集記事で、目から鱗だったのだろう。
「特集 鉄道唱歌で行こう!」から、引用させていただくと、
「鉄道唱歌」は、明治33年(1900年)に発表された唱歌で、正式名称は、「地理教育鐵道唱歌」。愛媛県宇和島市出身の国文学者、大和田建樹(おおわだたけき)作詞、多梅稚(おおのうめわか)作曲、鉄道沿線の素晴らしい風景や史跡の紹介が、覚えやすい五七調の歌詞とメロディーで綴られている。
第1集「東海道篇」、第2集「山陽・九州篇」、第3集「奥羽・磐城篇」、第4集「北陸篇」、第5集「関西・参宮・南海篇」の計 全5集、全歌詞334番からなっているという。
全5集の内、最も代表的なものが、「汽笛一声新橋を・・・」で始まる、第1集「東海道篇」。
歌詞は、66番まであり、すべて歌うと15分以上かかる。
カラオケ等でも収録されているようで、歌の長さでは、最長の部類に入るとか。
YouTubeから、キドブラザーズが歌った、鉄道唱歌 第1集「東海道篇」(フルバージョン・66番)を共有させていただき、わずか20分余りで、東京・新橋から大阪、神戸まで、東海道線を旅してみた。
20分も・・・?、
どこからか、「ヒマジーン・・・」って、声が聞こえてきそうだが・・・。
お時間に余裕の有る方、居ながらにして、東海道線の旅、いかが?
鉄道唱歌 第1集「東海道篇」(フルバージョン・66番)
学校で習った記憶の無い「鉄道唱歌」で有るが 「東海道篇」の1番の出だしだけは、子供の頃から、何故か知っている。ただ、全5集、歌詞が、334番まで有る大作?だった事を初めて知り、驚いて、切り抜いていたのだろう。