昭和20年代から30年代前半、高校卒業まで 幼年期、少年期を、北陸の山村で暮らしたが 戦後 東京から移住した家だったせいも有り 当時 聞いていたり、使っていたりした言葉(方言)も 身にしみついておらず、ほとんど思い出せなくなっている。
時々 何かのきっかけで ふっと思い浮かぶことが有り、記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりすることも有りだが また すっかり思い出せなくなってしまう前に 書き留めることにしている。
No.48 「いぼつる」
「すねる」「駄々をこねる」等という意味合いで 使われていたように思う。
例えば
「イツマデ イボツットルンネ、ソンナコハ オイテクゼネ」
(いつまで 駄々をこねているんですか。そんな子は 置いていきますよ)
「オモチャ カッテモラエンデ イボツッタンカネ」
(オモチャを買ってもらえなくて すねているんですか)