故郷を離れて 50年以上、子供の頃 使ったり、聞いたりしていた言葉(方言)も すっかり 忘れてしまっていますが 突然 ふっと 思い出すことがあります。
その内 ふっと思い出すことも出来なくなるはずで 完全に忘れてしまわない内に 出来る限り 書き留めおこう等と 思っているところです。
No.05 「あせくらしい」
「じっとしていない」「落ち着きがない」「忙しい」「慌しい」等という意味で 使っていたように思います。
例えば
「キョウハ イチンチジュウ アセクラシカッタナー」
(今日は 一日中 忙しかったなー)
「アセクラシイコバッカデ ツカレルワネ」
(じっとしてない子供ばっかりで 疲れますよ)
「ショウガツノ ヨウイモ センナランデ マインチ アセクラシイワネ」
(正月の準備をしなければならないので 毎日 慌しいですよ)
昭和40年頃の故郷の冬、かんじきで道踏み
No.04 「しょうしい」 → こちら
No.03 「~くんない」 → こちら
No.02 「またじ」 → こちら
No.01 「おぞい」 → こちら
私も長く使わなくなりました
悲しいかな…思い出す事もなくなったように思います…が
時々 考えもしていない所で ふと出てしまうようです
主人が 笑って聞いているようです
方言…故郷の言葉…
温かい響きですね♪
法事等で 故郷に行くこともありますが 地元でも 純粋の(?)方言を使う人が減っていますので その内 郷土資料館にでも行かないと 分からなくなってしまうかも知れませんね。
方言・・・遠く離れている住んでいる人間の方が より懐かしがるものなんでしょう。
覚えている方言、少ないですが 思い出した時に メモしながら・・・。
一瞬、考え込んでしまうでしょうね。
群馬でこの言葉は聞いた事が有りません。
下に有る「~くんない」は懐かしい言葉です。
その上の「しょうしい」は「しょうがねえ」では無かったのですね。
「またじ」「おぞい」は絶対、自信あると思っていましたら
これまた見当外れ。
私は「またね」「おそい」だと思っていたのです。
因みに遅いは、こちらでは「おせえ」なんですけどね。
消えゆく方言が何とも残念だと言う気持ちを群馬弁で言ってみましょう。
「ざいの言葉が何で使われなくなっちゃったんかのう」
「そうだいねぇ 何処行っても標準語
おらがちだけでも残して行くべえ」
群馬弁だけの演劇の脚本作りませんか。
そう言えば 鳥も 群馬弁でしたでしょうか。
方言も 書いて残しておかないと 消えて無くなるような気がしてきます。
まあ 各地の方言研究専門家は また 別におられるんでしょうが。