たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

有り得ない話

2015年10月17日 08時36分52秒 | 暮らしの記録

そこが どこなのか、山の麓、登山口と思われる 狭い広場です。
降りしきる雨の中 赤、黄、緑、紫・・・、色とりどりの雨具を着込んだ登山者が 集まり始めています。
私も 遅れて到着し その中に 入っていきます。

突然 場面が変わって 八方尾根の登山道です。どうも 八方池の手前付近のようです。
5~6人のグループなのか、もっと 大集団なのかも はっきりしませんが 私は 最後尾を 歩いています。
すると 下から 雨降りにもかかわらず 雨具も着ないで ヤマト運輸の太ったお兄さんが 荷物を持って駆け上がって来るではありませんか。

私に追いつくと 「◇◇さんですね。お届け物です」と B4大の茶封筒を 手渡すのです。
顔を良く見ると 定期的に 自宅事務所に来ていた いつものお兄さんなのです。
不思議、雨が降っているのに お兄さんの身体も 封筒も 全く 濡れていないのです。
「ご苦労様」と 私は サインして 封筒を受け取ると そのお兄さん 脱兎の如く 駆け下りて行ってしまいました。

狐につままれたような気持ちで 私は ゆっくり 開封し 中味を確かめます。
なんと 写真コンクールに入賞したという知らせと その大判の写真が 入っているではありませんか。
私は 「やったー!」と叫び 前を歩いている仲間に 声を掛けます。
またまた 不思議、その間、かなり時間が経過しているにもかかわらず 仲間は ほんの5~6m先を 黙々と登っているのです。
私の声で 仲間の一人が 振り返りもせず 「あっ、そう・・・・・」と そっけない返事。
私は すごすごと 写真を折りたたんで ザックの奥にしまい込み ザックを 担ぎ直そうとした瞬間。
腰が 「ギクッ!」、 ムムムム・・・・・。(魔女の一撃です)

そこで 目が覚めました。
何十年ぶりかの 夢でした。
写真は やたら 撮りますが 私のは 全て 記録写真のレベル。これまで 1度も 写真コンクール等に 応募したことはありません。
有り得ない話です。
どうも 毎日 ブロ友さんの 素晴らしい写真を 見ているものですから 頭の中で 私の山歩きと 合体してしまったのかも知れません。

 


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5 コメント

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猫爺様 (takezii)
2015-10-18 06:33:26
とんでもございません。
猫爺様が 目に止めて下さり コメントを入れていただけるだけでも 私にとっては 大変うれしいことで これからも いろいろな 視点で アドバイスなり 講評をしていただければ 幸いです。
私のどこかに 全く 才もないのに 猫爺様のような 文章作りに憧れている部分が有りまして 背伸びして 若干 小説風な言い回しをしてみたりして 遊んでいる、楽しんでいる、と 思って下さい。よろしくお願いします。
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お詫び (猫爺)
2015-10-18 00:12:39
 「日記」もしくは「エッセイ」なのに、掌編小説だと勝手に解釈して、大変ご無礼なコメントを致しました。
 存じない他人様のブログに侵入して、トンチンカンなコメントを書き込んでは(多分)嫌われている猫爺です。
 takezii他、読者の皆様に謹んでお詫び申し上げます。どうぞ、お許しの程を。
 合わせて、「詩」にも、M男という表記を見て、こちらも小説と思い込んでコメントを寄せました。すみませんでした。以後重々気を付けます。
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面白い (<tango>)
2015-10-17 18:25:53
私は素直に読みましたよ~~
でも夢で良かったとも思いました!
途中で誰もほめてくれないのかな?なんて
真剣に思いました
確かにブログを見てますと撮影が上手い方が多いのに
びっくりしています
私は撮影にも趣味がなく知人が写真がないと文章だけでは、面白くないと言われるので載せているだけ…
趣味の世界だと<?>割り切っています~~♪
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コメント 有難うございます (takezii)
2015-10-17 15:29:42
作家的見地から 見ていただくと そういうことになるのですね。今朝の夢の話で まるで 起承転結等 眼中になく ただ 字面を並べただけでしたが 猫爺様の コメントで 目からうろこが落ちました。勉強になります。
小説を書かれる際は そういうことを考えながら 構想を練るんですね。
猫爺様のブログに コメントを入れる方法が分からず ここで お礼とします。有難うございました。
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有り得ない話・感想 (猫爺)
2015-10-17 13:11:15
 愉快な「掌編小説」として拝読しました。「ははぁん夢だな」と思いながらも引き込まれてしまいます。
 お話しの途中で、「もしや山で主人公は一瞬気を失ったのではないか」と、不安にさせられる「転」があります。「結」で、「やはり夢だったか」と、読者は安心します。
 勝手に「小説」にして、ごめんなさい。
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