たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

ふっと思い出した故郷の言葉 No.100 「おっかさ」

2025年03月08日 21時16分04秒 | 懐かしい故郷の方言

昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し、ブログ・カテゴリー「懐かしい故郷の方言」に、書き留め置くことにしている。

懐かしい 昭和20年代、30年代の農村風景
「ニワトリの餌やり、チャンバラごっこ」
相互フォロワー登録している「気ままぶらぶら」たなのぶ様のパソコン画。
ご本人のご了解を得て拝借している。


No.100 「おっかさ」

自分の妻のこと、あるいは、親しい知人友人のの奥さんのことを、
遜って(へりくだって)、あるいは、親しみを込めて、呼ぶ言葉だったような気がする。

「ソンナコタア オラオッカサニ イウトイテ クンナイ」
(そんなことは、私の妻に言っておいて下さい)

「トナリノオッカサモ イクッテイウトルソイ オマンモイッテキナイ」
(隣りの奥さんも行くと言っていますから、あなたも行ってらっしゃい)


小学生、中学生の頃、学校等では、教師が、標準語、「おかあさん」「奥さん」等という言葉遣いをしていたはずだが、日常生活の中では、全く、そんな言葉遣いは聞かれず、「おっかさ」「おっかあ」「かっかあ」、「かあちゃ」、若奥さん、お嫁さんは、「ねいちゃ」(お姉さんという意味ではなく)と、呼び合っていたような気がする。
妻も、母親が健在の頃は、一緒に帰省したりすると、ずっと、親戚や近所の人から、「ねいちゃ」と呼ばれ、違和感を感じていたようだ。
「ばあちゃ」、「かあちゃ」、「ねいちゃ」の遣い分けは、三世代同居が珍しくなかった農村の習わしだったのではないかと、後年になってから思ったものだ。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (meranmeran21)
2025-03-08 21:54:24
こんばんは😊
お疲れ様です😊

このシリーズは好きで
いつも楽しみにしています。

本日もありがとうございました😊😊
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meranmeran21さん、こんばんは、 (takezii)
2025-03-08 22:14:13
>こんばんは😊... への返信、

コメントいただき有難うございます。
記憶曖昧で、勘違いやニュアンスが違っていたりするかも知れませんが、あくまでも、自分の備忘録ですので、ご容赦下さい。
返信する

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