昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し、ブログ・カテゴリー「懐かしい故郷の方言」に、書き留め置くことにしている。
懐かしい 昭和20年代、30年代の農村風景
「ニワトリの餌やり、チャンバラごっこ」
相互フォロワー登録している「気ままぶらぶら」たなのぶ様のパソコン画。
ご本人のご了解を得て拝借している。
No.100 「おっかさ」
自分の妻のこと、あるいは、親しい知人友人のの奥さんのことを、
遜って(へりくだって)、あるいは、親しみを込めて、呼ぶ言葉だったような気がする。
「ソンナコタア オラオッカサニ イウトイテ クンナイ」
(そんなことは、私の妻に言っておいて下さい)
「トナリノオッカサモ イクッテイウトルソイ オマンモイッテキナイ」
(隣りの奥さんも行くと言っていますから、あなたも行ってらっしゃい)
小学生、中学生の頃、学校等では、教師が、標準語、「おかあさん」「奥さん」等という言葉遣いをしていたはずだが、日常生活の中では、全く、そんな言葉遣いは聞かれず、「おっかさ」「おっかあ」「かっかあ」、「かあちゃ」、若奥さん、お嫁さんは、「ねいちゃ」(お姉さんという意味ではなく)と、呼び合っていたような気がする。
妻も、母親が健在の頃は、一緒に帰省したりすると、ずっと、親戚や近所の人から、「ねいちゃ」と呼ばれ、違和感を感じていたようだ。
「ばあちゃ」、「かあちゃ」、「ねいちゃ」の遣い分けは、三世代同居が珍しくなかった農村の習わしだったのではないかと、後年になってから思ったものだ。
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このシリーズは好きで
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記憶曖昧で、勘違いやニュアンスが違っていたりするかも知れませんが、あくまでも、自分の備忘録ですので、ご容赦下さい。