たけじいの気まぐれブログ

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古い写真から蘇る思い出の山旅・その25(3)

2022年09月25日 17時08分53秒 | 山歩記

「燧岳から燧裏林道」

かれこれ25年前1997年(平成9年)10月5日~7日に、妻と二人で、燧岳から燧裏林道を訪ねたことが有った。もちろん、初めての燧岳で、不安と期待いっぱいの山旅だったと思うが、結果は、天候に恵まれ、絶景、紅葉を堪能出来、最高の山旅の一つだったと思っている。
それまで、尾瀬ヶ原や尾瀬沼から仰ぎ見ていただけの燧岳、東北地方の最高峰、やはり一度は登ってみたい山と思いながらも、なかなか機会が無かったものだったが、「その内いつか・・」等と言ってられない歳になり、思い切っって訪れたものだった。いろいろな山行コースが考えられたが、かなり強行に、福島県檜枝岐村の尾瀬御池を基点に、燧岳、見晴十字路、そして、「紅葉が見事・・」と聞いていた燧裏林道を巡る、周回コースを選んだのだった。
「ブログ内検索」してみたら、5年前にも、ブログ・カテゴリー「山歩記」に書き込んでいたことが分かったが、なんとなく懐かしくなってしまい、改めて、コピペ・リメイクしてみた。
当時はまだ、バカチョンカメラ(小型フィルムカメラ)しか持っていなかった頃で、後年になって、アルバムに貼って有った紙焼き写真をスキャナーで取り込んだ写真が外付けHDに残っており、改めて引っ張り出してみた。記憶はどんどん曖昧になってきているが、写真や、当時の記録・メモ等を見ると、あの日、あの場所の情景までが蘇ってくるから不思議なことだと思う。


古い写真から蘇る思い出の山旅・その25
「燧岳から燧裏林道」
(3)紅葉黄葉満喫、燧裏林道


下田代十字路(見晴十字路)の山小屋、尾瀬小屋で一夜を明かし、
日の出時刻、朝日に映える尾瀬ヶ原、草紅葉の情景を期待して、周辺を散策したが、
雨雲が垂れ込めていて、残念ながら、お目当ての写真は撮れなかったようだ。

 

霧雨模様の6時30分頃、雨具着用で尾瀬小屋を出発、
三条ノ滝、燧裏林道へ向った。

東電小屋、ヨッピ橋方面への分岐                 アカミノイヌツゲ?

 

急激に雨雲は消え、時々、薄日も射し始めて・・、
ラッキー!

 

「温泉小屋」前を通過。
息子達が小さかった頃、家族4人で、宿泊したことがあった山小屋、
風情は変わっておらず、おお、懐かしい!

平滑ノ滝

8時頃、三条ノ滝に到着
階段、ロープで急降下、展望台へ、

 

「三条ノ滝」は、落差100m、幅30m、日本一水量が多い滝と言われている。
尾瀬ヶ原から流れ落ちる大量の水、只見川の源流になるが、
その水は、やがて会津盆地で、阿賀野川と名前を変え、日本海に注ぐ。
「三条ノ滝」から「尾瀬御池」までの「燧裏林道」には、

兎田代、天神田代、西田代、横田代、上田代、ノメリ田代、御池田代等の
湿地帯、池塘が、次々、連なっている。
兎田代?

 

渋沢温泉小屋方面への分岐?付近で、小休憩

お目当ての、紅葉黄葉の「燧裏林道」歩き・・、

 

 

 

 

あともう一息・・、小休憩、

11時45分頃、車を置いていた尾瀬御池ロッジ前の無料駐車場に帰還。
皮肉にも、最高の秋晴れになっており・・。
着替えを済ませ、駐車場で、昼食。

 

前々日、宿泊した尾瀬御池ロッジ前、

こんな好天に、来た道を引き返すだけでは、もったいない?、
「下田代十字路(見晴十字路)から、「尾瀬御池(おぜみいけ)までは、
高低差がさほど無く、バテる程ではなかったこともあり、

急遽予定を変更し、
奥只見湖、銀山平、シルバーライン・・、
奥只見経由で、小出ICから関越自動車に入るという、
初めて車で走るルートで、帰途についた。
山間道路、結構な長距離ドライブだったが、
当時はまだ、そんなことが平気で出来たのだなあーと、つくづく思ってしまう。

 

「燧岳(ひうちがたけ)」もまた、今となっては、もう二度と登ること叶わない、遠い思い出の山となってしまっているのである。

(おわり)

 


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2 コメント

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素敵なスレッド (原村)
2022-09-27 13:31:52
こんにちは。
三度ほど尾瀬にお邪魔しました。
最後に行ったのは、檜枝岐村から入りました。
大変懐かしく思いだされます。
尾瀬に行ってから、戦場ヶ原など山と言うより開けた空間が大好きになりました。
鹿も入らなかった湿原ですが、温暖化で鹿やその他の植物などで尾瀬の素晴らしさが失われるのではと気になります。

ありがとうございます。
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原村さん、こんにちは、 (takezii)
2022-09-27 13:52:17
私も、燧、至仏、アヤメ平を含めると、5回、尾瀬を訪ねたことになりますが、季節を変えて、もっと訪ねたかったというのが本音です。(過去形?)
原村さんは、海外旅行、国内旅行、山行、これまでも、今も、楽しんでおられ、うらやましい限りです。これからも、お元気で、発信して下さい。
コメントいただき有難うございます。
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