たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

古い写真から蘇る思い出の山旅・その66

2024年10月29日 16時19分49秒 | 山歩記

長男、次男がまだ保育園、小学生だった頃は、夫婦共働きで、時間的余裕も、精神的余裕も、経済的余裕も無い自営業を続けていた時代ではあったが、せめて子供達の思い出になれば・・・との思いが有って、春、秋の行楽シーズン等の休日には、忙中敢えて閑を作り、強引に?、家族で周辺の低山を、よく歩き回っていたものだった。その後、次男が小学生になった頃からは、「せめて毎年1回、夏休みには、家族で登山しよう」と決め込んで、尾瀬や八ヶ岳や白馬岳、乗鞍岳、木曽駒ケ岳、仙丈岳等、夏山登山をしていたが、それまで、登山の経験等ほとんど無く、体力にも自信が無く、山の知識情報にも疎かった人間が、よくもまあ思い切って出掛けたものだと、後年になってからつくづく思ったものだった。長男、次男が巣立ってからも、その延長線で、夫婦で細々、山歩きを続けてはいたが、10数年前に完全に仕事をやめてからは、時間が出来たものの、今度は気力体力が減退、あの山もこの山も、今や、遠い思い出の山となってしまっており、今となっては、あの頃、思い切って、登山を敢行していて、本当に良かったと思うようになっている。ブログを始めてからのこと、そんな山歩きの思い出を、備忘録、懐古録として、ブログ・カテゴリー「山歩記」に書き込み、古い写真は、「デジブック」にし、ブログに貼ったりしていたものだが、その後、「デジブック」が終了したことで、ブログから写真が消えてしまい、改めて、順次、古い写真を引っ張り出して、過去の記事をコピペ、リメイク(再編集)しようと思っているところだ。昔のことを懐かしがるのは、老人の最も老人たるところだと自嘲しながら・・・・。


古い写真から蘇る思い出の山旅・その66
「初めての谷川岳」(再)

かれこれ31年前1993年10月9日に、初めて訪れた「谷川岳」の写真がアルバムに貼ってある。当時は、バカチョンカメラ(ポケット型小型フィルムカメラ)しか持っていなかった頃で、証拠写真?的拙劣写真ばかりだが、ほんの数枚、プリントしたものだった。
ブログを始めた頃に、一度、スキャナーで取り込んで、ブログに書き込んだことが有ったが、その写真が、外付けHDに保管されており、改めて引っ張り出して、コピペ、リメイクしてみることにした。
当時も今も、毎年、9月下旬頃?になると、必ずといっていい程、新聞紙上等に、「谷川岳紅葉真っ盛り」等という見出しや写真が踊り出るが、その誘惑に駆られて、その年、思い立って出掛けたのだと思う。
当時はまだ、自営業を続けていた頃で、時間的余裕、精神的余裕も無かった頃だったが、たまたま、予定が入っていなかった土曜日、行楽気分で、急遽出掛けたような気がする。
ほとんど記録、メモがも残っておらず、何時頃に自宅を出発し、何時頃帰ったのか等の記憶も無いが、確か、まだ園央道も出来ていなかった時代、真夜中に自宅を出発し、深夜に帰宅したような気がする。
記録や記憶が無くても、古い写真を見ると、あの日、あの場所の情景が炙り出てくるから不思議である。
昔のことを懐かしがるのは、老人の最も老人たるところだと自嘲しながらも、あの日あの頃を思い出しているところだ。


山行コース・歩程等

谷川岳ロープウエイ天神平駅→(天神尾根)→熊穴ノ頭→肩ノ広場→
谷川岳山頂(トマノ耳)→谷川岳山頂(オキノ耳)→肩ノ広場→熊穴ノ頭→天神峠駅 
(標準歩行所要時間=約4時間)

(昭文社の「山と高原地図」から拝借)

自宅を何時に出発し、谷川岳ロープウエイ駐車場に何時頃着いたのか等、全くメモが残っていないが、紅葉真っ盛りの土曜日とあって、すでに、駐車場は満車直前状態、ロープウエイ乗車待ちの長蛇の列が出来ていたことだけは、記憶に有る。

谷川岳ロープウエイ土合口駅

ロープウエイで、天神平駅までは、約10分。
高度が上がると、目指す谷川岳の双耳峰が見え、
「エッ!、あそこまで・・」
期待と不安が入り混じる。

谷川岳ロープウエイ天神平駅、

谷川岳ロープウエイ天神平駅を出発、
高度を上げていくと、次第に展望が広がり・・、

天神尾根を辿り、いざ、 あの谷川岳へ!

宣伝文句に偽り無し、紅葉満喫!

爽快、

爽快

谷川岳山頂(トマノ耳)(標高1,963.2m)、
山頂は、老若男女で超満員。

谷川岳は、トマノ耳、オキノ耳、2つの山頂が有る双耳峰。
後方が、オキノ耳(標高1,977m)。

往路を戻り、谷川岳ロープウエイ天神平に戻り着いた時間帯は
下山する観光客や登山者が、ロープウエイに殺到する時間帯で、
乗車待ちの列が延々と伸びていた。
その最後尾について、多分、1時間以上は、待機したような気がする。
山歩き初心者、くたくたに疲れ果てながら、
渋滞の関越自動車道、一般道を、何時間位掛かったのか不明だが、
深夜に家に帰り着いたような気がする。
あの頃はまだ、そんな無理も出来たということだが、
足、腰、痛!、痛!の今となっては、
「谷川岳」もまた、遠い思い出の山になってしまっている。

 

 


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