たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

古い写真から蘇る思い出の山旅・その61

2024年09月24日 13時38分12秒 | 山歩記

長男、次男がまだ保育園、小学生だった頃は、夫婦共働きで、時間的余裕も、精神的余裕も、経済的余裕も無い自営業を続けていた時代ではあったが、せめて子供達の思い出になれば・・・との思いが有って、春、秋の行楽シーズン等の休日には、忙中敢えて閑を作り、強引に?、家族で周辺の低山を、よく歩き回っていたものだった。その後、次男が小学生になった頃からは、「せめて毎年1回、夏休みには、家族で登山しよう」と決め込んで、尾瀬や八ヶ岳や白馬岳、乗鞍岳、木曽駒ケ岳、仙丈岳等、夏山登山をしていたが、それまで、登山の経験等ほとんど無く、体力にも自信が無く、山の知識情報にも疎かった人間が、よくもまあ思い切って出掛けたものだと、後年になってからつくづく思ったものだった。長男、次男が巣立ってからも、その延長線で、夫婦で細々、山歩きを続けてはいたが、10数年前に完全に仕事をやめてからは、時間が出来たものの、今度は気力体力が減退、あの山もこの山も、今や、遠い思い出の山となってしまっており、今となっては、あの頃、思い切って、登山を敢行していて、本当に良かったと思うようになっている。ブログを始めてからのこと、そんな山歩きの思い出を、備忘録、懐古録として、ブログ・カテゴリー「山歩記」に書き込み、古い写真は、「デジブック」にし、ブログに貼ったりしていたものだが、その後、「デジブック」が終了したことで、ブログから写真が消えてしまい、改めて、順次、古い写真を引っ張り出して、過去の記事をコピペ、リメイク(再編集)しようと思っているところだ。昔のことを懐かしがるのは、老人の最も老人たるところだと自嘲しながら・・・・。


古い写真から蘇る思い出の山旅・その61
「アヤメ平から尾瀬ヶ原」(再)

今から15年前、2009年8月に、思い立って、妻と二人、鳩待峠からアヤメ平、尾瀬ヶ原を巡ったことがあった。まだまだ自営業を続けていた頃のこと、切れ目無い仕事の合間を縫っての山歩き、毎度のこと、前日に仕事にケリをつけ、自宅を深夜に出発、山小屋1泊の慌ただしい山歩きだったが、天候にも恵まれ、大満足の山歩きだったような気がしている。


山行コース・歩程等

1日目 鳩待峠→(鳩待通り)→横田代→中原山→アヤメ平→セン沢田代→富士見小屋→
    (長沢新道)→竜宮十字路→ヨッピ橋→東電小屋→赤田代分岐→
    見晴(下田代)十字路・原の小屋(泊)

    (標準歩行所要時間=約5時間30分)

2日目 見晴(下田代)十字路・原の小屋→下田代→竜宮小屋→竜宮十字路→中田代→
    中田代三叉路→牛首→上田代→山の鼻→鳩待峠

    (標準歩行所要時間=約3時間)

(昭文社「山と高原地図・尾瀬」から拝借)


1日目、標高1,591mの鳩待峠駐車場に到着したのは、早朝5時40分頃だったようだ。
駐車可能台数120台とされていたが、すでに山荘前の駐車場はほぼ満車状態、
なんとか滑り込みセーフ駐車出来たが、後続車は、峠下の駐車場に誘導されていた。

持参した朝食を簡単にとり、6時30分頃、「鳩待峠」を出発、「鳩待通り」を、
「アヤメ平」方面に向かう。

 

途中、「横田代」等で、池塘、至仏山眺望等を満喫しながら、
「アヤメ平」には、9時15分頃、着いたようだ。
天上の楽園、池塘、燧岳眺望、満喫

9時40分頃、「富士見小屋」に到着、小休憩、ヤナギランが咲き誇っており・・・、

 

「富士見田代」、池塘に映える逆さ燧?、・・・、のはずが、写って無い、

長沢新道を下り、11時50分頃、尾瀬ヶ原、竜宮十字路(標高1,397m)

 

西方に至仏山

「ヨッピ橋」

「東電小屋」

14時頃、下田代十字路(見晴十字路)(標高1,415m)に到着、
山小屋

入浴、周辺散策、ゆったりした時間が流れ・・・、
山小屋の灯・・・、
消灯は、19時

2日目、7時30分頃、下田代十字路(見晴十字路)の山小屋を出発、
尾瀬ヶ原をゆっくり、のんびり、池塘風景、至仏山、燧岳眺望を満喫しながら、

晴天の下、至仏山

池塘風景、

 

振り返れば、燧岳、

9時30分頃、「山の鼻」に到着、小休憩、
「山の鼻」から鳩待峠までは、標高差200m程の登りだが、
これから尾瀬ヶ原・・というハイカーとすれ違いながら、
順調に歩け、鳩待峠には、11時頃帰着したようだ。

仕事の予定有りで、ゆっくり出来ず、小休憩後、即、帰途に付き、夕方には帰宅、
仕事モードに切り替えたような気がする。
なんとも慌ただしい山旅だったが、天候にも恵まれ、大満足の山旅だったと思っている。


やたら撮った拙劣写真は、数年前に、「フォトチャンネル」にしてあり・・・・。
👇️
「古い写真から蘇る山の思い出・アヤメ平から尾瀬ヶ原」


あの当時はまだ、「また来る時にも笑っておくれ・・・♫」的な気分だったと思うが、足、腰、痛!、痛!、気力体力減退してしまった今となっては、「尾瀬」もまた、遠い思い出となってしまっている。やっぱり、あの日あの時 思い切って行ってきて、本当に良かったとつくづく思っている。


この記事についてブログを書く
« フヨウ?、スイフヨウ? | トップ | 懐かしい映画と映画音楽・そ... »

山歩記」カテゴリの最新記事