たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

古い写真から蘇る思い出の山旅・その62

2024年09月27日 20時36分15秒 | 山歩記

gooブログの「アクセス解析」の「アクセスされたページ」欄を、時々覗くことがあるが、随分前に書き込んだ古い記事で、すっかり忘れてしまっているような記事に、アクセスが有ったりする。「エッ?」と驚くと同時に、「そう言えば・・・・」、記憶が蘇り、つい、自分もクリックし、改めて読み返してみたりすることがある。
先日、数年前に、ブログ・カテゴリー「山歩記」に書き留めていた記事、「栂池自然園」にアクセスが有ったことに気が付き、「おお!、懐かしい!」・・、早速、コピペ、リメイクしてみた。
そんな古い記事を、クリックひとつで引っ張り出して読んだり、加筆、訂正、修正、コピペ、リメイク等が出来るのも、ブログのメリット。従来の紙ベースの日記、日誌、備忘録、懐古録、雑記録の類では、絶対考えられないことであり、ブログを始める前までは、想像も出来なかったことである。今、出来ることは、やってみる・・、長生きした分、その時代を少しでも享受したいものだ等と、つぶやきながら・・・。


古い写真から蘇る思い出の山旅・その62
「栂池自然園」(再)

今から17年前、2007年8月13日のこと、
当時は、まだ、母親が北陸の山村で一人暮らしをしていて、認知症が始まり出し、「要支援」状態に入っていた頃で、自営業のスケジュールを調整しながら、妻と二人、その様子見に、毎月のように、車を飛ばし、1泊~2泊で、トンボ返りを繰り返していた頃だったが、毎年、帰省で大渋滞するお盆は避けていた。ただ、その年は、弟の初盆で、墓参りするため、8月10日に帰省、13日の早朝には、実家を後にしたものだったが、帰途、思い立って、「栂池自然園」を訪ねた。
毎度、車で、「安曇野」を通過、北アルプス、後立山連峰等を、横目でチラ見しながらも、時間に追われて、ただただ先を急いでいたものだったが、「少しは、楽しまないと・・」と思い立って、予め、山歩きの準備をしていたのだった。
当時はまだ、バカチョンカメラ(ポケット型フィルムカメラ)しか持っていなかった頃で、撮った写真は、プリントしてアルバムに貼っていたものだが、ブログを始めた後に一度、スキャナーで取り込み、ブログ・カテゴリー「山歩記」に書き留めたことが有った。その時の写真が、外付けHDに残っており、改めて引っ張り出し、思い出を辿ってみることにした。


歩行コース・歩程等

栂池ロープウエイ栂池自然園駅→栂池自然園入口→ミズバショウ湿原→楠川→展望湿原→風穴→栂池自然園出口→栂池ロープウエイ栂池自然園駅
(標準歩行所要時間=約4時間)

7時頃、栂池高原駐車場(標高831m)に到着。軽く朝食をとり、
7時30分頃、ゴンドラリフト「イヴ」に乗車、
ゴンドラリフト「イヴ」の営業時間は、通常、8時~16時20分だったが、シーズン多忙期のみ、
6時30分から営業されていた。
栂の森駅までの約20分間、ぐんぐん高度を上げ、雲一つ無い碧空の下、鹿島槍、五竜、唐松、白馬三山、小蓮華、白馬乗鞍等、展望を楽しみ・・・、
8時頃、栂大門駅(標高1,580m)で、栂池ロープウエイに乗り換え、
8時5分頃、栂池自然園駅(標高1,829m)に到着したようだ。
数分で、栂池自然園入口・ビジターセンター(標高1,860m)、
ミヤマシシウド、ハクサンボウフウ、オニシオガマ等々の高山植物に迎えられ・・・、

ナナカマド(七竈)

 

       イワショウブ           オヤマリンドウ

 

                         オニシオガマ

 

       イワイチョウ         モウセンゴケ

 

      ミヤマトリカブト         シナノオトギリ

 

     ハクサンボウフウ          チングルマの花柱

 

ワタスゲ

      ゴゼンタチバナ            キヌガサソウ

 

シモツケソウ

   ミヤマアキノキリンソウ

 

     オオバギボウシ         オニシモツケ

 

     オオレイジンソウ         ヒメシャジン

 

振り返り見る栂池自然園

     ニッコウキスゲ        エンレイソウの実(種)

 

栂池自然園最奥部、展望湿原(標高2,010m)には、10時15分頃、着いたようだ。
白馬三山が眼前に展望出来る、栂池自然園最大のビューポイントだが、
ガスが吹き上げ始めており、見え隠れ・・・、
カメラを構えて待機するハイカー、大勢・・・、



展望台(標高2,020m)でも、眼下に雁股池は見えたが、白馬三山は、見え隠れ・・・、

イブキトラノオ

 

オタカラコウの群落

 

                  オオバミゾホウズキ

 

11時55分頃、栂池自然園出口・ビジターセンター前に戻り着き、小休憩。
登山者、家族連れ行楽客、ツアー観光客等で、溢れており・・
早々に下山へ
12時10分頃、栂池自然園駅から栂池ロープウエイに乗車、
栂大門駅からゴンドラリフト「イヴ」で栂池高原駅へ、降り立った。
途中、白馬村の蕎麦屋で、昼食をとり、
出来る限り、中央自動車道の大渋滞にはまらないように、
早めに出発したが、やはり、笹子トンネルや小仏トンネルを先頭にして大渋滞が発生。
ノロノロ運転の連続、家にたどり着いたのは、21時頃になったようで、
クタクタになったような気がする。
「栂池自然園」は、子供が小さい頃、「白馬岳」登山した際に、通過したことが有り、その内いつかは、訪ねて見たいと思いながら、なかなか、実現しなかったもので、その時が初めての入園だった。
その2年後の2009年には、今度は、「栂池自然園」の紅葉風景を一度見てみたい一心で、旅行会社の格安バスツアーで訪れており、斯々然々、「栂池自然園」には、2回訪れたことになる。
足、腰、痛!、痛!の今となっては、「栂池自然園」もまた、遠い思い出の山旅となっており、あの時、思い立って訪ねて、本当によかったと思っているところだ。


振り返り記事・「紅葉の栂池自然園」
👇️
こちら


 


懐かしい映画と映画音楽・その61

2024年09月27日 06時35分34秒 | 懐かしいあの曲

懐かしい映画と映画音楽・その61
映画「危険な関係」と主題曲「危険な関係のブルース」(再)

記憶曖昧だが,、確か、昭和40年代前半、就職したばかりでまだ独身寮に入っていた頃のこと、薄給で、おいそれとレコード等を買う余裕等無かったにも拘わらず 無理して買ったような気がする、ドーナツ盤レコード(33回転)に、「危険な関係のブルース」(定価450円)がある。
CD時代になった以降、聴くことが無くなってからも、後生大事にずっと、段ボール箱に仕舞い込んでいたものだが、最近になってから そんな古いレコード盤を引っ張りだして、安いプレーヤーで時々聴いている爺さんである。かなり溝がすり減って、音質も悪いが、アナログの懐かしい響きが有る.

            

その当時、独身寮の寮室は 二人部屋で、職場も異なり、年齢も異なる者同士が寝起きを共にしていたものだが、年度が変わる度に、希望や抽選で、組み合わせを変えることが出来たように思う。それだけに、先輩、後輩、年々付き合いの幅が広がり、得るものも多かったような気がする。
どんなきっかけだったかの記憶はまるで無いが、ある時、1年先輩のN氏から、本格的なモダンジャズ喫茶に誘われて、ついていったことが有った。それまで、モダンジャズ等に特別興味関心が有った分けでなかったが マニアックな程モダンジャズに精通していたN氏が、一生懸命解説、熱弁を奮っていたにも拘わらず、珍紛漢紛、ほとんど上の空で聞いていたような気がする。ただ、そんなことが有ってから、その気になって、初めて買い求めたモダンジャズのレコードが、「危険な関係のブルース」だった。

今更になってネット等で調べてみると、
「危険な関係のブルース(No Problem)」は、1959年(昭和34年)に、ロジェ・ヴァディム監督、ジャンヌ・モロージェラール・フィリップ主演で製作、公開されたフランス映画「危険な関係(Les Liaisons Dangereuses)」の主題曲だった。レコードは、その、アート・ブレーキーとジャズ・メッセンジャーズ(Art Blakey & The Jazz Messengers)演奏のサウンドトラック盤だった。
映画の方は、実際観たのかどうかの記憶も無く、内容を語ることが出来ないが、モダンジャズファンでもないくせに、脳裏に焼き付き、何故かお気に入り曲として、未だに聴いている類である。

アート・ブレーキーとジャズ・メッセンジャーズ演奏の「危険な関係のブルース」
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