たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

朝四錠昼は一錠夜二錠

2024年09月13日 18時13分16秒 | 健康・病気

天気予報通り、当地、今日も、「晴時々曇」、最高気温35℃、
猛烈に暑い1日だった。
日の入時刻は、17時53分頃、
西の空が焼けて・・・、
日が暮れて・・・、


70代、80代になっても、病気とは無縁、病院知らず等という方もおられるはずではあるが、多くは、どこかかしか身体に不具合を生じ、症状に重い軽いは有るにしても、病院、医者と付き合っているのではないかと思われる。
どこか悪い・・・となれば、即、薬が処方されること必至、
いくつかの病気を持っていれば、処方薬も増えるばかり・・・、

我が家の老夫婦も然り、
朝食後、昼食後、夕食後、服用する処方薬の管理が大変?・・・、
服用するのを忘れたり、
服用したのか、服用しなかったのかが、分からなくなったりする老脳、
毎日が、戦い?

目下のところ、
朝四錠昼は一錠夜二錠
だが、
妻に至っては、
朝九錠昼は三錠夜七錠
その組み合わせが、なんともややこしい。
まるで、神経衰弱ゲーム?、頭の体操?、
ボケたら、無理?、だな、等とつぶやきながら・・・。
若い頃から健康保険料を支払うばっかりで、まともに使ったことが無い・・等と、
ぼやかれる健康体の方々が羨ましい限りだ。

(ネットから拝借イラスト)

 

 

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古い写真から蘇る思い出の山旅・その59

2024年09月13日 16時32分05秒 | 山歩記

長男、次男がまだ保育園、小学生だった頃は、夫婦共働きで、時間的余裕も、精神的余裕も、経済的余裕も無い自営業を続けていた時代ではあったが、せめて子供達の思い出になれば・・・との思いが有って、春、秋の行楽シーズン等の休日には、忙中敢えて閑を作り、強引に?、家族で周辺の低山を、よく歩き回っていたものだった。その後、次男が小学生になった頃からは、「せめて毎年1回、夏休みには、家族で登山しよう」と決め込んで、尾瀬や八ヶ岳や白馬岳、乗鞍岳、木曽駒ケ岳、仙丈岳等、夏山登山をしていたが、それまで、登山の経験等ほとんど無く、体力にも自信が無く、山の知識情報にも疎かった人間が、よくもまあ思い切って出掛けたものだと、後年になってからつくづく思ったものだった。長男、次男が巣立ってからも、その延長線で、夫婦で細々、山歩きを続けてはいたが、10数年前に完全に仕事をやめてからは、時間が出来たものの、今度は気力体力が減退、あの山もこの山も、今や、遠い思い出の山となってしまっており、今となっては、あの頃、思い切って、登山を敢行していて、本当に良かったと思うようになっている。ブログを始めてからのこと、そんな山歩きの思い出を、備忘録、懐古録として、ブログ・カテゴリー「山歩記」に書き込み、古い写真は、「デジブック」にし、ブログに貼ったりしていたものだが、その後、「デジブック」が終了したことで、ブログから写真が消えてしまい、改めて、順次、古い写真を引っ張り出して、過去の記事をコピペ、リメイク(再編集)しようと思っているところだ。昔のことを懐かしがるのは、老人の最も老人たるところだと自嘲しながら・・・・。


古い写真から蘇る思い出の山旅・その59
「越前岳(えちぜんだけ)」(再)

かれこれ14年前の秋、2010年(平成22年)10月2日に、富士山の南側に位置する愛鷹山塊の最高峰、「越前岳」を訪ねたことが有った。
「越前岳」の山名は、元々知っていたと思うが、それまで、その方面の山を訪ねる機会等まるで無く、初めての「越前岳」だった。たまたま、その夏に、富士山の山麓、十里木に有った、旧い友人H氏の別荘に、初めて招かれ1泊したことが有り、その時に、目の前の「越前岳」を意識してしまったのだった。まだ自営業を続けていた頃だったが、手帳の予定表とにらめっこしながら、思い立って、忙中、敢えて、閑を作り?、早朝、コンビニで、菓子パン、おにぎりを調達、単独、車を飛ばしたのだった。


山行コース・歩程等

愛鷹山登山口バス停→(大沢林道)→愛鷹神社→愛鷹山荘→富士見峠→黒岳展望台→黒岳山頂→黒岳展望台→富士見峠→鋸岳展望台→富士見台→越前岳山頂→十里木高原展望台→十里木駐車場
(標準歩行所要時間=約5時間)

(昭文社・山と高原地図「富士・富士五湖」より拝借)

あらかじめ調べておいた、十里木街道の十里木駐車場(無料)に車を置き、
十里木バス停から、富士急路線バスで、愛鷹山登山口バス停へ、移動。
9時30分頃、「愛鷹山登山口」を、出発したようだ。

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富士見峠

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11時頃、黒岳山頂(標高1,086.5m)に到着、
小休憩、誰もおらず、
眼下の自衛隊演習地から、大砲の轟音が断続的に響いてくるのみ、

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雲が纏わり付き、待望の富士山展望は成らず・・、

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鋸岳展望

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富士見台

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富士見台と岡田紅陽
富士山の撮影に一生を捧げた岡田紅陽は、戦前戦後を通じて幾度か当地へ撮影に来ています。
越前岳から展望する富士山が、三ッ峠や天子ヶ岳等と共にそのすばらしさはよく知られています。
昭和十三年に発行された五十銭紙幣の図案に採用された富士山は、こ
の富士見台から撮影された富士山です。

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13時30分頃、越前岳山頂(標高1,504.2m)の到着、
流石に人気の山、
家族連れ、夫婦連れ、グループ、女性単独ハイカー等々で、いっぱい。
雲が途切れ始めたので待機してみたが、お目当ての圧巻富士山展望は成らず、残念・・、

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15時頃、十里木駐車場に帰還したが、
気温高く、湿気が強い1日で、全身汗ダクになってしまった気がする。
帰途に有る温泉施設で一浴・・、のつもりも有ったが、
途中で、急な仕事の電話も入り、
中央自動車道の渋滞を気にしながら、気忙しく、帰途についたような気がする。


因みに、「越前岳」は、福井県(越前)ではなく、静岡県(駿河)にあるのに、何故「越前岳」?
いろいろな説が有るようだが、そのひとつに、静岡県裾野市駒門付近から見ると、「前岳」が高く見え、その「前岳」より向こう側に有る山として「越前岳」と呼んだのだという説が有る。


当時は、まだ、「また来る時には笑っておくれ・・・♫」的気分だったと思うが、今となっては、「越前岳」もまた、二度と訪ねること叶わない、遠い思い出の山となってしまった。

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葉室麟著 「草雲雀」

2024年09月13日 10時31分10秒 | 読書記

図書館から借りていた、葉室麟著の長編時代小説、「草雲雀(くさひばり)」(実業之日本社)を、読み終えた。


読んでも読んでも、そのそばから忘れてしまう老脳。
読んだことの有る本を、うっかりまた借りてくるような失態を繰り返さないためにも、
その都度、備忘録として、ブログ・カテゴリー「読書記」に、書き留め置くことにしている。


▢目次
(一)~(三十)

▢主な登場人物
栗屋清吾(媛野藩馬廻り役栗屋十郎左衛門の三男(部屋住み)、28歳、片山流秘技磯之波遣い手)、みつ、
栗屋十郎左衛門、栗屋嘉一郎(栗屋家当主、栗屋清吾の長兄)、
国東武左衛門(元媛野藩筆頭家老)、国東彦右衛門(国東武左衛門の嫡男)、
国東伊八郎(国東武左衛門の五男、妾腹の子、山倉家養子山倉伊八郎、栗屋清吾の幼馴染)、
樋口半右衛門(国東家親戚)、佳江(国東家親戚)、
菅野新右衛門(書院番、菅野刑部の妾腹の子)、しほ(菅野新右衛門の妹、湖蓮尼)、菅野刑部、
山倉兵蔵(伊八郎の養父)、山倉弥兵衛(山倉兵蔵の嫡男)、
大久保眞秀(おおくぼまさひで、媛野藩藩主
三岡政右衛門(三岡派派閥領袖、側用人)、山辺監物(国東派派閥領袖)、花田昇平(一刀流遣い手)、
菖庵(茶道頭)、梶尾(奥女中取締、黒錘組(くろおもりぐみ)頭領)、小萩(黒錘組(くろおもりぐみ)小頭)、
白木屋四郎兵衛(酒造業、金貸し業

▢あらすじ等
主人公の栗屋清吾は、剣の腕前には自信を持っているものの、正直者、小心者で、うだつが上がらない、部屋住みの身分、将来への夢もなく、少禄の栗屋家にとっては厄介者だった。百姓出の女中みつを妻帯したが、子を生すことさえも夢。
一方で、同じ部屋住み身分の幼馴染、山倉伊八郎は、実は、元藩の筆頭家老国東武左衛門の隠し子だったことがわかり、家老職につく道筋が開け、その幸運を生かそうとする伊八郎に、無理やり用心棒にさせられ、戸惑い、おびえながらも、伊八郎に尻を叩かれ、次第に藩内に渦巻く派閥闘争に巻き込まれ、暗闘で剣を振るうことになる。清吾が願っていたのは、みつとの小さな幸福な家庭、それだけだったが、そのためには、伊八郎を取り巻く敵を、命懸けで倒さねばならず・・・・、
あたかも、草雲雀が懸命に鳴くように・・・。
伊八郎が、国東家に呼び戻された本当の理由は、したたかな国東武左衛門の企てだった。
20年前の菅野刑部殺害事件の根深い恨みとの対決?
城内で試問を受け、無事くぐり抜けた伊八郎、清吾に、襲いかかる刺客・・、
首取り廊下で、決着・・、
  伊八郎は、清吾を睨んだ。
  「わかったら、さっさと行ってみつ殿を取り戻してこい」
  「まったく手のかかる男だ」
  梶尾が銚子を持って伊八郎に酒を注いだ。

  草雲雀は、美しい相手を思って一晩中、りり、りり、と鳴くのだという。
  「わたしもみつも草雲雀だ」
  清吾は、みつを背負う腕に力を込めると、草雲雀の鳴き声に合わせて
  しっかりと夜道を歩いていった。(完)


表題の「草雲雀」とは、何?・・・・、
無知な爺さん、これまで聞いたことも無い言葉だったが、
作品中で、昆虫であることが分かり、
さらにネットで調べてみると・・・。

「草雲雀(クサヒバリ)」とは、
「フィリリリリリ・・・・」と、
雲雀のような美しく澄んだ声で鳴く、
コオロギ科の昆虫のことだった。
別名「朝鈴(アサスズ)」
俳句では、「秋」の季語。

(ネットから拝借、草雲雀の画像)


へー!、知らなかった・・・、
目から鱗・・・である。


 

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