「死ぬにはよい日だ」所収
親鸞という字を書くだけでキレイな字で書こうと思い、
背筋が伸びる。
ぼくはとても親鸞についてなにか書けといわれても、
ムリムリムリと断るだろう。とてもぼくの相手には
なりそうもないほどの巨人のような気がする。
その親鸞を書くにあたっての決意を表明している
小品だと思うのだが、ぼくは宗教というものが、とても
怖いものに思える。ぼくは神社に行くと、神が暴れている
のが見えてしまうし、神というのはとても畏怖すべきもの
という認識がある。
最近は怖くて、大好きなお参りもしていない、今度、勇気を
出していってみっか。
(2022年 12・10(土)1:15)