「死ぬにはよい日だ」所収。
中島氏といえばなんでも鑑定団が思い浮かぶが、筆を
とることでもしられている。
この4pの小品では毎年親戚一同が日比谷公園のレス
トラン「松本楼」に集まり、会食を楽しむことが描か
れている。
その話から、祖父はモダンボーイ(モボ)だったとか、
祖母はパーマネントの草分けだったとか。
子孫がいっぱいいて、いいことですねえ。ぼくも祖母の
生前葬の時に会ったことのない親戚がいっぱいいて、ビ
ックリしたもんだ。
意外と親戚というものは多いらしい、と気づいた。
(読了日 2022年12・12 3:40)