古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

落語は駄洒落から始まる?   小佐田定雄

2023-01-10 12:30:18 | 本の紹介

「死ぬのによい日だ」所収。

 

芸人が恥ずかしいのがネタを説明されることだという。

 

このエッセイではネタを思いっきり説明してしまっている。

 

死にたくなる落語家の気持ち、死ぬにはよい日を選んでい

 

ただきたい。

 

ぼくは高校の時、初めてチチに生の落語を見せてもらって

 

それから、浅草にも何度か見に行った。その当時のぼくは

 

あまり笑わなかった、と思う。

 

今でも日本の話芸(Eテレ)を見ても、くすっとも笑わない。

 

面白くないわけではないのだが、感心しているのだ。

 

はなしをこうつつがなく語ってゆく噺家に、よくしゃべる人だ、

 

とうーん、と心で唸っているのであった。

 

         (2022年12・11 21:47)

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