古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

窓ぎわのトットちゃん     黒柳徹子 

2023-09-20 05:25:36 | 本の紹介
講談社    1981年

日本に住んでいる人で、徹子さんを知らない人は

いないんじゃないか。その徹子さんが1981年

に書き残している自身の小学校を退学になったと

ころから始まる話。ぼくはその30年前にこの本が

出版されて、とてもブームになった頃に一度読んで

いるので、再読だ。

ぼくは子供はあまり好きではない。特に最近の子は

好きになれない。昔の子と絶対的に違ってきてしま

っている。顔つきも違うし、性格も違ってきてしまっ

ている。

この本にはいわさきちひろさんのとてもステキな絵が

挿入されている。ちひろさんの絵が一番良かったかな。

この本のハイライトは、犬のロッキーと狼ごっこをして

いたら、耳を噛み千切られてしまって、ロッキーを叱ら

ないで、とトットちゃんが血塗れになっていうところ

だろうか。ここの場面では不覚にも泣いてしまった。

あ、けど、良い本だったなあ、と実感できた。

                  (鶴岡卓哉)
コメント
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