古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

土曜の夜と日曜の朝   アラン・シリトー

2015-12-06 11:02:10 | 小説の紹介
土曜の夜と日曜の朝  アラン・シリトー 永川玲二訳




新潮文庫 1958 Saturday night and Sunday morning



「人生はきびしいへこたれるもんか」と意気込むアーサー



。アーサーは自転車の部品の旋盤工。人妻二人と独身女



性の間で行ったり来たり、酒を飲み、背骨が砕けるくら



い働いては人妻を抱く生活。戦争が起こり、怒れる若者



はどこへ。戦争は終わり、また工場へ。人妻に手を出




したせいでボコボコニされてしまう。結局、独身女性



のドリーンと結婚することに……。何からストが気が




抜けてしまう。もっと工夫があっても良かったのでは。



でもこれがリアリズムってことなんでしょうか……?。

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