「ディック傑作集2」所収。 ハヤカワ文庫
右手が事故でなくなったことで、自分が電気蟻と呼ばれる
アンドロイドだったことが判明したプールさんがはまり込
む悲劇。
ここで、テープリールに穴が開いていて、現実を認識する、
とでてくるが、昔は、コンピュータはテープで電算してい
たので、そのせいかと思われる。
やはりSFはSFだな、とおもうのは、こんなスマホだ、YouTu
beだを発想していた作家はなかなかいなかったのではないだ
ろうか。いかに現代が未来化している、リモートにしても
そうだし、それも自然な流れでそうなっているので、びっく
りしている余地がないくらいだ。リモートって言ってビック
リする人いないもんな。
量子コンピュータができれば、人の言葉で話すコンピュータ
不自然なく、自分の人生を語れるコンピュータがでてくるのか
もしれない。……合掌。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます