古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

醍醐の桜    水上勉   新潮文庫

2015-11-04 16:01:53 | 小説の紹介
醍醐の桜……水上勉……91年……新潮文庫



七編からなる私小説。この冬、では、三好



達治さんの墓を訪問。目の見えない森田と




いう灸治療をやっている教え子に突然会い



に行く。この人はいつも、突然人に会いた




くなるらしい。表題作、醍醐の桜では、太閤



秀吉の花宴をした醍醐の桜。そこで、馬卒の




兵士で馬をつなげていた”私”。その桜を確




認しに行くことに……。



水上勉さんは2004年に亡くなられている。亡



くなって十年以上たって、尚読みつなげられ



ている作家である。


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