講談社文庫 2014年
今までいろいろグルメ本を読んできたが、ほとんど
知らない店ばかりだった。だが、この本は違う。
ぼくでも行ったことのある店がいっぱいでてくる。
知っている店というのは読んでも、こんなに楽しい
のか、と思う程だ。全部で35種類のチェーン店を
紹介しているが、中には知らない店もあったし、関東圏
の人しか知らないだろうな、という店もでてくる。
ヤマダうどん。ぼくが春日部時代に、恥ずかしくて
よう行けなかった店だ。親友Kもやはり恥ずかしかった
らしく、ヤマダで食ってたら、同級生の女が通りやがってよ、
めっちゃ恥ずかしかったぜ、と証言していた。味はイマイチだ
ということらしいが。
サイゼリヤも30代のころは良く行っていたが、人生も
半ばを過ぎて、食べてみると、なんとも味が濃すぎて、即
ギブ、食べられなかった。吉野家も若いときはうまいうまい
と食っていたが、久しぶりに食ってみると、くず肉のようで
味も感心できない、どうやら、チェーン店というのは味も
イマイチ分からない若い世代向きということなのだろう。
あー、歳取っちまったなあ、とセブンのお弁当も受け付けない
体になったぼくでした。
(読了日 1・21(土)22:57)
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