文藝春秋 1998年
途中、だめ人間なところを見せつけられて、読むのを
一旦、やめていたが、気を取り直して読んで読了。
天使まゆげ、と表紙にある。まゆ毛犬だが、マジックで
まゆ毛が書いてあった、というそれだけなのだが、作品に
仕立ててあるのを読むと、おもしろく書いてある。
気になったのは、戦争は人間のストレスを発散させるための
祭りごとだ、という新たな戦争論。こうだけ書くと不謹慎
なようにも感じるが、果たしてそういう見方もあるかなあ、
とは思った。
藤原氏といえば、オウムだが、この本にもオウムのことは
書いてある。その後的なものだが、その目の鋭さは、ぼくを
圧倒する。
いろいろなことについて書いてあるので、ちょっとでも気に
なる方は読んでソンはないのかなあ。藤原フリークのぼくとし
ては、この度の、コロナ禍をどうみているかも気になるところ。
けど、新刊を買う体力はないんだよなあ、だめだめなのはおれ
っちの方だったかも、チーン。
(読了日 2022年 9・9 13:50)
(鶴岡 卓哉)
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