文春文庫 1991年
久しぶりに群女史のエッセイを読んだが、このころの
は実におもしろかった。
群さんはみミッキー吉野に似ていたらしいが、僕はその
昔、稲垣吾郎に似ているといわれて、そうかな、半年前
には高中正義に似ていると笑われていたのだが、と思い、
最近では、ケミストリーの川畑さんにそっくりだと言われ
たことがある。どうも、おもしろくない、ん、でも、考えてみ
ると川畑さんってぜんぜんイケメンじゃないや。
でも、みんな誰かしらに似ているらしい。女がカレシが誰
それに似ているといって見てみると目が悪いのじゃあない
か加藤剛じゃなくて、せんだみつお、だ(このへんは時代を
感じさせますね)というのには笑った。
今ではなくなったと思うのが女のバーゲンセールの死闘だ。
あれはあれで女は楽しんでいたと思うが、今じゃあ聞かな
いから、女のた戦いもなくなったのだろう。
「おばさん」といわれるようになって、沈んでいると、
タメの35歳の女が「おじさん」と呼ばれた、と言った
はなしには、うーん、僕もおばさんと言われないよう
にしよう? ん? おばさんはないな、いや、あるのか?
……いや、ないでしょう……チーン……合掌。
(鶴岡 卓哉)
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