中公文庫 1998年
この本には「使いみちのない風景」と「ギリシア島の
達人カフェ」と「猫との旅」というエッセーが収録さ
れていて、とても趣味のよい写真が挟み込まれている。
こういう写真のいっぱいある本って好きなんだよねえ。
ぼくはきっと村上春樹氏の持つ世界観が好きなのだろ
うねえ。「使いみち~」では「世界の終わりとハード
ボイルド・ワンダーランド」の書かれた背景が語られる。
旅はお好きじゃないらしいが、結果的に旅と言うもの
をしてしまったらしい時期に書かれている。この頃の
春樹氏はとてもよいね。なんというか、この時期までが
ぼくの春樹氏を好んで読んでいたときだ。それは大いに
若さと才能と言う問題を抱いているとも思うんだけれど
ね。この装丁の写真の箱はなんだろう。未来へ続く、タイム
マシーンのようにぼくには思えるんだけれど。
(読了日 2023年5・13(土)0:26)
(鶴岡 卓哉)
この本には「使いみちのない風景」と「ギリシア島の
達人カフェ」と「猫との旅」というエッセーが収録さ
れていて、とても趣味のよい写真が挟み込まれている。
こういう写真のいっぱいある本って好きなんだよねえ。
ぼくはきっと村上春樹氏の持つ世界観が好きなのだろ
うねえ。「使いみち~」では「世界の終わりとハード
ボイルド・ワンダーランド」の書かれた背景が語られる。
旅はお好きじゃないらしいが、結果的に旅と言うもの
をしてしまったらしい時期に書かれている。この頃の
春樹氏はとてもよいね。なんというか、この時期までが
ぼくの春樹氏を好んで読んでいたときだ。それは大いに
若さと才能と言う問題を抱いているとも思うんだけれど
ね。この装丁の写真の箱はなんだろう。未来へ続く、タイム
マシーンのようにぼくには思えるんだけれど。
(読了日 2023年5・13(土)0:26)
(鶴岡 卓哉)
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