今日はクリスマス・イブでした。夕飯に、ホワイト
シチューの饂飩を食べて、散歩に行って、教会の保
育園の前で急に走りたくなって、走って、アルゾに
行って、買い物したら、財布がなくて、家に忘れて
来たと思って、家に戻ると、バイクが停まっている。
そのひとが、エホバの証人のひとで、財布を届けて
来てくれた。走った時、落としたらしい。お礼を言い、
アルゾで買い物をした。明日、その人に、なんか持
って行こうかな。クリスマスにエホバの証人、っていう
ちょっと不思議な話しでした。
今日も、レビューやりますよ。讀書について、と云う
小林秀雄氏のものです。
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乱読こそ読書の神髄だと語る。読むのにも技術
がいる。読むのにも工夫がいる。或る作家の全集
を読むのは非常にいいことらしい。読書の楽しみ
の源泉にはいつも「文は人なり」と云う言葉があり、
この言葉を理解する為には全集を読むのがいいと云う。
手探りしている内に、作家に巡り合うのだそうだ。
ほんの片言隻句にも、その作家の人間全部が感じら
れてくる。これが、「文が人なり」の真実だと、
大雑把に言うとそうなる。
読め、ゆっくりと読め。成り行きに任せ給え。
速読は、ぼくは受験の為のものだ、と思っている。
普段の読書でそれをやるのは実に馬鹿げている。
飛ばし読みも馬鹿げている。作家を愚弄している
としか思えない。それなら、いっそのこと、読ま
なければいいのだ。読まない方がまだ潔くて、良い。
読書と云うのは、なかなかにして、辛くもあり、楽
しくもあるものなのである。
長くなりました。これで、おいとまします。
(読了日 2024年11・28(木)23:10)
(鶴岡 卓哉)
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