古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

讀書について 小林秀雄+日記

2024-12-25 03:54:39 | 本の紹介

今日はクリスマス・イブでした。夕飯に、ホワイト

 

シチューの饂飩を食べて、散歩に行って、教会の保

 

育園の前で急に走りたくなって、走って、アルゾに

 

行って、買い物したら、財布がなくて、家に忘れて

 

来たと思って、家に戻ると、バイクが停まっている。

 

そのひとが、エホバの証人のひとで、財布を届けて

 

来てくれた。走った時、落としたらしい。お礼を言い、

 

アルゾで買い物をした。明日、その人に、なんか持

 

って行こうかな。クリスマスにエホバの証人、っていう

 

ちょっと不思議な話しでした。

 

今日も、レビューやりますよ。讀書について、と云う

 

小林秀雄氏のものです。

 

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乱読こそ読書の神髄だと語る。読むのにも技術

 

がいる。読むのにも工夫がいる。或る作家の全集

 

を読むのは非常にいいことらしい。読書の楽しみ

 

の源泉にはいつも「文は人なり」と云う言葉があり、

 

この言葉を理解する為には全集を読むのがいいと云う。

 

手探りしている内に、作家に巡り合うのだそうだ。

 

ほんの片言隻句にも、その作家の人間全部が感じら

 

れてくる。これが、「文が人なり」の真実だと、

 

大雑把に言うとそうなる。

 

読め、ゆっくりと読め。成り行きに任せ給え。

 

速読は、ぼくは受験の為のものだ、と思っている。

 

普段の読書でそれをやるのは実に馬鹿げている。

 

飛ばし読みも馬鹿げている。作家を愚弄している

 

としか思えない。それなら、いっそのこと、読ま

 

なければいいのだ。読まない方がまだ潔くて、良い。

 

読書と云うのは、なかなかにして、辛くもあり、楽

 

しくもあるものなのである。

 

長くなりました。これで、おいとまします。

 

(読了日 2024年11・28(木)23:10)

                 (鶴岡 卓哉)


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