さて、2022年ですよ。なっちゃいましたねえ、2022。
思えば、バカボンのパパの歳をいつの間にか凌駕し、太宰治が
自死した年を大幅に越え、芥川龍之介の叔父のような歳になり、
なにかを掴めたか、と言われると、明確になに、ということもなく、
けど、発見は数限りなくあった。トライ・アンド・エラーの日々だ。
いや、エラーはマズいだろうと思うが、仕方ない。人生は挑戦して
こそ、人生だ。おっ、なんかやる気のあるひとみたくなってきたな、
よしよし。そういう感じで、今年をやっていきたいと思っているのだ。
まあ、健康第一で、行きたい。生活あっての、人生だもんね。ライフを
どうするんのかはすごく大事だな。あっ、長くなりそうだな。
古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェのお正月休みは
4日までです。5日(水)からやってます。どうぞ、お越しく
ださい。でも、カフェは寒いので、温かくしてお越しください。
北大路氏の感想いってみっか。
「魯山人の食卓」 北大路魯山人
グルメ文庫(角川春樹事務所)
一流と自認する人の文章はどういったものなのか、興味があり、拝読
したが、やはり、おもしろかった。ああ、やはり、一流とはこういう
ものか、と認めざるを得ない文章であり、描き方があり、そこには、
飽きさせない何かがある。
おいしくいただく、ということとはいったいどういうことか、を追究
していく。美食について、新鮮な野菜について、考え続ける人生とは。
広島に来て、鯛のおいしさに目覚め、その安さに目を見張り、牡蛎のうまさ
に開眼し、その手軽さに舌鼓を打ちつつ、東京でマグロがうまいから食べ
られていた、というより、一般の食卓にはマグロやサンマ以外はのぼり
得なかったのではないか、と考える。確かに、広島に来て、マグロは食べな
くなった。その他にいい魚がたくさんあるからだろう。魯山人の美食家という
ものはかくありや、ということを教わった気になった。
(読了日 2021年 11/19(金)2:25)
ぼくの考えるB級のおいしさのひとつの答え、ねぎっこ焼き 280円。セット 飲
み物+ねぎっこ 600円。