花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

四季桜 桜の狂い咲き(返り咲き) アケビとポポーの実 ムラサキシキブの実 キンモクセイ コスモス畑 小さい渋柿 

2021年10月16日 | 果実・花

 暑さも今日までの予報で明日から来週は最高気温が20度を超えない日が続くとか。寒いのは苦手、もうしばらく暖かくあって欲しいもんだ。四季桜、秋の部が始まった。春が真緑の葉の中に花が咲くのに対し、秋は葉がほとんどない。

  

 四季桜の桜を見上げる。と、その横の桜も花数は少ないが咲いている。ソメイヨシノではなく春先、早く咲く桜だ。更に歩く先にあるソメイヨシノもポツポツと花が見える。

  

 秋の実りは栗・イチジクなどから始まるように思うが野の実りも始まった。アケビの実が熟れて開き始めた。畑の南側フェンスにアケビを這わせている。昨年は蔓が枯れかけた感じだったが復活した。今年はしっかり受粉したこともあり沢山実った。そしてポポーだ。北米が原産地のようだがトロピカルな味がして美味しい。自然に落ちたときが完熟期、と言うことで網袋で受け、枝から離れるのを待っている。

  

 フウセンカズラ等と同じように花より実が目を引くムラサキシキブの実だ。鮮やかな紫色が眩しい。

  

 キンモクセイが満開になった。嗅覚が殆どなくなり悔しいことにこの花を匂いで感じられないのは淋しい。が、その美しさは目を楽しませてくれる。

  

 散歩道の風景だ。コスモス畑ではコスモスの花々が長い茎の先で揺れている。そして柿も色づいてきた。これは小さい実の渋柿だ。故郷徳島にいたときはこのような小さい渋柿はお猿柿と呼んでいた。猿柿を調べてみると信濃柿と言うのがあり、この別名で猿柿と呼ぶのがあった。信濃柿も渋柿のようだ。

  

 自然の光景・花では忘れられないCMの言葉そして俳句などがある。コスモスを見るたび思い出す言葉がある。”春なのにコスモスみたい”、確か資生堂の口紅のプロモーションのコピーだったと思う。何時だったか、と調べてみると1974年春だった。柿は?って問われるとそれは”柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺”だ。正岡子規の俳句だ。この1句もそうだが子供のころから覚えていて忘れない俳句が幾つかある。”古池や蛙飛び込む水の音”、”雀の子そこのけそこのけお馬が通る”。更にはもう少し成長してからだろうか、”閑さや岩にしみいる蝉の声”。と言うのもある。余談だが法隆寺の近くに法起寺がある。この寺を遠くから眺めたときに朱く熟れた柿が似合うと思ったのを思い出した。今も、そして今後も斑鳩の里には柿の実が重なる風景があって欲しい。

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