日の出、晴れていても曇っていても美しい光景を見せてくれる。山の嶺からの光が”ここやで”と言うかの如く、光の帯を真っすぐ空に引く。間もなく日の出である。
サザンカがこれでもかと言うぐらいに咲いた。ご近所を見てもたくさんの花を付けているのは椿ではなくサザンカだ。まだ蕾がたくさん見えるが花の大きさはどんどん小さくなっていく。
玄関先でもう一つ、地味だが清楚な雰囲気のある花が咲く。ヒイラギだ。JAのスーパーで残り物を100円で買ってきたのは何時だったろう。10cmぐらいの木だったが10年近く経ち、こんな大きさになった。
皇帝ダリアも今が盛りだ。この花、霜が降りると一変、見事と言うぐらいに枯れてしまう。知ってか知らずか今日もヒヨドリが来ている。”よし、朝食”と言うところだろうか。
もう一つ食事の話。このところ毎日のように生ごみ処理小屋に侵入する悪漢がいる、イタチだ。小屋の下部に深く穴を掘り侵入してくる。これで3ヵ所目、可哀そうだが今回は広く補強を施すぞ、と意気込む。
こちらには餌を蓄えている鳥がいる。棘の鋭いナツメの木に虫が突き刺さされている。”モズの早贄”だ。棘のある木は覚悟していないとびっくりさせられる。このような毛虫のようなものから昆虫更にはカエルなど爬虫類も多い。
紅葉は終わり近くになってきたが今年はイチョウの黄葉が遅かったようだ。ところでモズのハヤニエ、棘の木が多い我が庭にはたくさん見受けられる。縄張りを表すとか保存食などと言われているが本当のところは不明だそうだ。食べ物を保存して置いて忘れる、私もあったような気がするが・・・思い出せない。恥ずかしい話を思い出した。田舎にいたとき、隣のおばさんちで餡入りの蒸し団子(田舎団子)を頂いたが餡子が食べたくて皮を破れた障子の穴から外へ捨てながら食べた。まんまとしてやったりで満腹で家に帰ったが・・・当然、後でバレた。懲役2日、執行猶予10年。それぐらいの間、笑い話のネタだった。
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