3度目の梅雨末期のような豪雨が続いた先週から今週、南から北まで各地で被害が相次いだ。被害に見舞われた方々には心からお見舞い申し上げます。我が町も例外ではなく、1日だけだが集中豪雨で杭瀬川に洪水警報が出た。幸い災害には至らず胸を撫でおろしている。杭瀬川は谷崎潤一郎氏の”細雪”の中で蛍狩りの地として描かれた場所だ。近年、朝顔の種類が豊富かこんな花が咲いている。色合いがちょとキツイ。
鉢植えだがパイナップルリリーが咲き始めた。食べるパイナップルが生えているのは20年近く前にフィリピンの友達を訪ねたときにパイナップル畑で見た。葉の形とかは似ているように思うが・・・もう記憶が薄い。
繁殖力が強い草花が多くの場所で咲いている、ペニーロイヤルミントの名のようだ。連れ合いは草花を良い草・悪い草と分けている。この草は良い草花、虫除けになるとかもあり広がるままに置いている。高く伸びる草花ではなく横に広がる草花、いいっか。
高い位置で大きな朱い花が咲いた。モミジアオイの名のようだ。花に似合わない名前と感じるが葉の形がモミジに似ていることからの名前のようだ。
ショウジョウソウ(猩猩草)の葉色が変わり始めた。葉の色が変わることで最も知られているのは半夏生だろうか。7月初めごろがピークだった半夏生の葉色、今はもう白色から元の緑色に戻っている。
以前は畑でニーニーゼミの抜け殻を見るだけだったが近年、家の周りでアブラゼミの抜け殻、空蝉を見る。アブラゼミは欅が好きなようで玄関前の薪置き場に沿って並ぶ欅でたくさん鳴いている。耳鳴りと区別できない鳴き方、ジージー・・・。
明日8月13日(7月10日)は七十二候 立秋次候 寒蝉鳴(ひぐらし なく)だ。ヒグラシ、今は蜩の字が使われる。蝉は夏の到来とともにニーニーゼミからアブラゼミ・クマゼミと続きヒグラシ・ツクツクボウシだ。騒々しくなくアブラゼミ・クマゼミは暑苦しく感じるが朝夕に鳴くヒグラシのカナカナカナの声は夏の終わりを思わずにはいられない。我が郷ではまだアブラゼミ・クマゼミが主流だ。お盆が終わり、朝夕が涼しくなりヒグラシが鳴くころが待ち遠しい。今年は早い梅雨明け・早い猛暑そして何度かの豪雨の異常気象が影響しているか自然界でも異常があるようだ。ブログでは2020年9月4日に紹介したリュウゼツラン(竜舌蘭)、今年は”咲いた!”の連絡がもう10ヵ所を超えるとニュースキャスターで伝えていた。100年に1度咲く花と言われているリュウゼツラン、今年は当たり年のようだ。また先日、スズメバチに刺されたことを記したが今年はスズメバチの活動も活発でいつもの年の2倍ぐらい駆除の要請が業者さんにあるとか。我が家でも連れ合いも被害に。2倍だからと言って2人も刺されることはないのに・・・。
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