映画と本の『たんぽぽ館』

映画と本を味わう『たんぽぽ館』。新旧ジャンルを問わず。さて、今日は何をいただきましょうか? 

アレックス・ライダー

2013年07月18日 | 映画(あ行)
うわ~い、美少年



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先日見た「アイ・アム・ナンバー4」で拝見した
アレックス・ペティファーつながり。
こちらが彼の映画初出演、
うわ~い、美少年!!


本作は英人気小説の映画化です。
英国諜報機関MI6の諜報員であるイアン・ライダー(ユアン・マクレガー)は、
両親を失くした甥アレックス・ライダー(アレックス・ペティファー)を引き取り育てて来ました。
ただし、自身の仕事は内密に。
けれどアレックスには、密かにスパイとしての英才教育を施していたのですね・・・。


せっかくのユアン・マクレガーなんですが、
残念ながら冒頭まもなく、敵の手に掛かって亡くなってしまいます。
叔父の死により、アレックスは初めて彼の本当の職業を知るわけですが、
彼の後を引き継ぐように、MI6のスパイとしての活動をすることになります。
アレックスは中学生なのです・・・。
いくら類まれな素質があろうとも、
チュー坊を使わねばならないとは、
MI6も余程の人材不足・・・と思わなくもないのですが。
まあ、それを言っては始まらない。


というわけで、やや対象年齢は低そうなのですが、
スリルとお笑いに満ち、
そして美少年だけ見てればいいという向きにも満足できる、
お気楽で楽しい作品となっています。
敵方組織のドンがミッキー・ローク、
MI6のちょっとアブナイ上司がビル・ナイ等
豪華メンバー。
007ばりのスパイ小道具の数々も笑えます。
その開発場所がおもちゃ屋の奥というのも。
思うに今作は「007」というよりも、
ローワン・アトキンソンの「ジョニー・イングリッシュ」の世界に近いですね。

アレックス・ライダー [DVD]
ユアン・マクレガー,アレックス・ペティファー,ミッキー・ローク,ビル・ナイ,アリシア・シルヴァーストーン
アミューズソフトエンタテインメント


「アレックス・ライダー」
2006年/ドイツ・アメリカ・イギリス/93分
監督:ジェフリー・サックス
脚本・原作:アンソニー・ホロビッツ
出演:アレックス・ペティファー、ユアン・マクレガー、ミッキー・ローク、ビル・ナイ、ミッシー・パイル

美少年度★★★★★
お気楽度★★★★☆
満足度★★★☆☆