だまし、だまされ・・・
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1988年映画「ペテン師とサギ師 だまされてリビエラ」で
マイケル・ケインとスティーブ・マーティンが演じた主人公の
性別を変えてリメイクしたもの、ということです。
・・・そちらの元作は見ていませんが・・・。
南フランスの海辺の町。
男を騙して小金を稼ぐペニー(レベル・ウィルソン)が、
凄腕のサギ師ジョセフィーヌ(アン・ハサウェイ)と出会います。
ペニーはジョセフィーヌに師事する形で、一緒にサギを働くように。
男たちから次々に金を巻き上げて行く2人。
いつまで経っても分け前をもらえないことに業を煮やしたペニーは、
ジョセフィーヌと決別。
2人は、莫大な財産を持つ純朴そうな青年トーマスをターゲットに、
サギの腕を競い合うことになってしまいますが・・・。
女性のサギ師が男を騙して金を巻き上げるというストーリーが気に入りました。
そしてこの2人は息が合って協力関係、というのではなく、
なにかと反目しあっているというところも。
2人の標的となってしまった純朴そうな青年がお気の毒・・・と見ていましたが、
なんと!!というストーリーも洒落ていますね。
おちゃらけてばかりのペニーが意外にもプロ意識が高いど根性の持ち主というのも伝わりました。
なかなか熾烈。
でも、最後のオチもまた良くて、とてもオシャレな仕上がりの作品だと思います。
「ザ・ハッスル」
2019年/アメリカ/93分
監督:クリス・アディソン
出演:アン・ハサウェイ、レベル・ウィルソン、アレックス・シャープ、ディーン・ノリス
ペテン度★★★★☆
満足度★★★.5
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