坂道くんでも、りょーちんでも、OK
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近頃、朝ドラの“りょーちん”ファンになってしまった私は、
この際、やはりこちらの永瀬廉さんも見ておこうかと・・・。
「弱虫ペダル」は私がこのコロナ禍中にはまったアニメで、大好きでした。
でも実写版はかえって見ると白けそうな気がして避けていた次第。
運動が苦手で友人もいない、アニメおたくの小野田坂道(永瀬廉)。
ひょんなことから、高校の自転車競技部に入り、
自転車競技選手として思わぬ才能を発揮します。
そして、初めてできた仲間たちとともに、
自分の限界や壁を超えて走る喜びを見出していきます。
長い物語なのですが、本編ではインターハイ出場をかけた県大会のところまで。
坂道が「恋のひめひめぺったんこ」のアニソンを歌いつつ、
上り坂100人抜きをする名シーンが再現されます。
登場人物それぞれのキャラが立つ(立ちすぎる?)作品なだけに、
やはりアニメの方が見て楽しい。
けれど本作、永瀬廉さんがイケメン感を脇に置いて、
いかにも坂道くんそのものになっていたのはなかなかのものでした。
むしろ、伊藤健太郎さんの今泉くんの方がちょっとイメージが違うかな?
自分のためよりもチームの誰かのため、そして皆のために
走る方が力が発揮される坂道くん。
やっぱり好きです!!
でも、実写版はやはりここまででいい。
アニメがあんなに面白いのに、実写化する意味があまり見当たらない・・・。
<WOWOW視聴にて>
「弱虫ペダル」
2020年/日本/112分
監督:三木康一郎
原作:渡辺航
出演:永瀬廉、伊藤健太郎、橋本環奈、板東龍汰、竜星涼、柳俊太郎
原作再現度★★★☆☆
満足度★★★☆☆
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