これぞ大将軍の風格
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キングダムシリーズ第4弾。
割と最近、前3作を復讐しておいたので、スンナリ入り込めました。
春秋戦国時代の中国。
馬陽の戦いで、秦国の信(シン)(山崎賢人)たち飛信隊が、
隣国趙の敵将を討つというところまでが前作でした。
しかし、そこまではほんの前哨戦に過ぎなかった・・・ということ。
本作ではいきなり趙軍の真の総大将・ホウケン(吉川晃司)が現れます。
その急襲で壊滅的な痛手を受けた飛信隊の仲間たちは、
致命傷を負った信を背負い、決死の脱出を図ります。
さて、そんな所へいよいよ秦軍の総大将・王騎(大沢たかお)登場。
どうやらホウケンと王騎は過去に因縁があるようなのです。
この2人の一騎打ちがなんとも言えぬ迫力!!
良いですよね、総大将同志の一騎打ち。
すべての戦争はこうして決着を付けてほしい・・・。
しかしこの決着もつかぬうちに、趙のもう1人の軍師・リボク(小栗旬)が
大軍を率いて迫って来ます。
兵の数の上では圧倒的に不利な秦軍。
しかし、王騎の指揮により彼らは奮い立つ・・・!!
実に壮大な戦闘シーンが繰り広げられます。
見終わった後、本作の題名の意味をかみしめることになります。
「大将軍の帰還」。
そうか、そういうことだったのか・・・。
早い話が、ほとんどが戦闘シーンの本作。
私の好みではありませんが、まあ見応えはあったかな・・・?
結局私は、奴隷の少年・信が、仲間を得つつ秦の皇帝を助けて、城を取り戻すまでを描く
第一作が、一番ストーリー性があって好きです。
<シネマフロンティアにて>
「キングダム 大将軍の帰還」
2024年/日本/145分
監督:佐藤信介
原作:原泰久
出演:山崎賢人、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、岡山天音、三浦貴大、
新木優子、吉川晃司、大沢たかお、小栗旬
迫力度★★★★☆
満足度★★★.5
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