映画と本の『たんぽぽ館』

映画と本を味わう『たんぽぽ館』。新旧ジャンルを問わず。さて、今日は何をいただきましょうか? 

ライオン・キング

2019年08月13日 | 映画(ら行)

面白くないわけがない!

 

* * * * * * * * * *


今更ストーリーは説明無用のような気もしますが・・・。
でもそういえば私、「ライオン・キング」は劇団四季のミュージカルを見ただけで、
肝心のディズニー・アニメの方を見ていないのです。
これでは「ライオン・キング」ファンとは言い難いですけれど・・・。

アフリカのサバンナ。
動物たちの王、ライオンの王ムファサに男児シンバが誕生。
シンバは皆に祝福され、自身もいつか父のように立派な王になることを夢見ています。
ところが、王位を狙う叔父スカーの策略により、
父王の命は奪われ、シンバもサバンナを追われてしまいます。
そんなシンバがたどり着いたのは緑豊かなジャングル。
イボイノシシのプンバァ、ミーアキャットのティモンと出会い、
穏やかな暮らしを始めて時が過ぎます・・・。
そんな頃、スカーの支配するサバンナは
配下のハイエナ達のために荒れ果てており・・・。

冒頭、「サークル・オブ・ライフ」の曲とともに、サバンナの広大な風景が映し出されます。
象やキリン、ミーアキャットの群れ、サバンナの植物、鳥や虫たち。
豊かな自然の情景に心打たれ、知らず、涙が溢れてしまいました。
こんなところで泣く人は他にいないかもしれないのですけれど・・・。
(そういえば、ミュージカルの冒頭でも私は泣いてたなあ・・・。)



そんなサバンナを丘の岩の上から見渡す雄々しいライオン。
なんとも威厳がありますねえ、ムサファ。

そして子ライオンのシンバがもう、かっわいい~♡♡ 
スリスリしたい~♡♡
何しろ王とその息子。王位を狙う叔父。
王子の苦難。友情と友愛。
成長。勇気。大自然と時の流れ・・・。
物語の要素がてんこ盛り、これで面白くないはずがない。
明らかに人が演じるミュージカルであれ、アニメであれ、
そして本作のようなリアルな動物の形であれ、
とにかく面白いです。



私くらいの年齢だと「少年ケニア」とか「ジャングル大帝」の
TVアニメがアフリカの物語の原型。
「好き」が刷り込まれているのかもしれません。

<シネマフロンティアにて>
「ライオン・キング」(字幕版)
2019年/アメリカ/119分
監督:ジョン・ファブロー
出演(声):ドナルド・グローバー、ビヨンセ、セス・ローゲン、キウェテル・イジョフォー
アフリカ度★★★★★
満足度★★★★★



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