映画と本の『たんぽぽ館』

映画と本を味わう『たんぽぽ館』。新旧ジャンルを問わず。さて、今日は何をいただきましょうか? 

「信長協奏曲 22」石井あゆみ

2022年02月24日 | コミックス

最終段階へ秒読み開始!

 

 

* * * * * * * * * * * *

サブロー、つい”あの地”に!!

備中高松で戦う秀吉からサブローの元へ援軍の要請!
信長が西国へ赴くという事、それは織田と毛利の全面対決を意味していた。
そんな中、秀吉の裏の思惑を察知した光秀が、サブローに進言する事とは!?
そして、天正十年五月二十九日、ついに「その地」に至る…!!

* * * * * * * * * * * *

「信長協奏曲」、新刊です。

なんといよいよ、ついに、秀吉の援軍依頼を受けた信長が京都の本能寺に入ります。
その前に、長く慣れ親しんだ家臣や妹・お市とその娘たちと別れを交わす。
もちろんこれが最後と思っているわけではないのですが。
私たちとしてはなかなか切なく感じてしまう。

そしてこの次の巻がいよいよ最終巻だそうです。
そうですよね、そうなりますよね。
それでまあ、私でなくてもほとんどの方は予測がついていると思うのですが、
おそらく、明智光秀こと本物の信長が、
サブロー信長と入れ替わって死ぬつもりなのではないかと・・・。

となると本能寺に攻め入ってくるのはいったい誰なのかって、
それはもちろん秀吉か秀長ですよね。
ちょっとヘンテコな歴史になってしまうけれど。
いや、それは彼らの陰謀で、攻めてきたのは光秀
ということにされてしまうのかも知れない。

となると、サブロー信長はどうなるのでしょう? 
気になるのは、あえてこの度、帰蝶を伴って京都入りしてしまったこと。
よしてよ~、危険じゃん、と思うけれど、
そういうことになってしまった・・・。

本作中、この時代にタイムスリップして来た人物が他にもいるのですが、
元の時代には戻れず、ここで命を全うした模様。
それなので、今さらサブローが現代に戻るというのはないのだろうなあ・・・。

 

ホントに、どうなるんでしょ。
待たれる次巻!!

 

「信長協奏曲 22」石井あゆみ ゲッサン少年サンデーコミックス

満足度★★★★☆

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿