やれやれやっと終わった!置農演劇部の2007年公演ビデオを、DVDに仕上げた。今年は、子どもミュージカル『”いただきます”見つけた!』と東北大会まで行った『どんがら山奇譚』の2本だからね、昨日の夜からかかってまる一日、ようやく、62本の舞台DVDを仕上げることができた。部員が多いってのは、こういう時楽じゃない。おっと、そんな贅沢言っちゃいけないよ、たくさんいるから、元気な部活になってます、本当です。
ただDVDに仕上げるだけじゃ味気ないから、オリジナルのラベルも作ってそれを一枚一枚張って仕上げる。公演のチラシとか写真とか使ってセンス良く!そう、生徒達になにこれ!とか、言われたくないものね。だから時間がかかるわけ。
4年前、ビデオの得意な保護者がいて、定期公演のビデオをDVDにして、全員に配ってくれた。それが、とっても好評だったんだ。記念になるものね。高校生活演劇に打ち込んだ証、一生の宝物だよ。
それじゃ、僕もなんとか、と始めてみた、ビデオカメラ買ったり、ビデオ編集ソフト入れたりして。でも、だめなんだなあ!演出って立場でしょ、ビデオカメラ回してる暇ないんだよ。よし、撮ってみようって決断して、カメラ回し始めても、ついつい途中で劇に夢中になっちまってね、登場人物がまるで映ってないシーンがあったり。慣れないから慌ててアップしたいのに、遠景にしてしまったり、やっぱりだめだ!って諦めかけた時、地元ケーブルテレビのNCVから録画放映したいっていうありがたいお話しがあったんだ。それって一石二鳥じゃない!って喜んでお願いしましたよ、地域の人たちにたくさん見てもらえて、しかも、記録が残るわけだから。それも、テレビ局が3台のカメラで撮って編集してくれたものなんだから、こりゃたまらないわ。その時の作品は井上ひさしさんの『十一ぴきのネコ』。井上さん、よくぞテレビ放映許可してくれたもんだよね。
今年は、子どもミュージカル『”いただきます”見つけた!』と『どんがら山奇譚』の二つの舞台を録画放映してくれた。どちらも作品として良かったし、ニュースの価値あったから。連続14回公演でテーマは食育、それと東北大会出場だったから、テレビ局の企画を通ったんだと思う。
24人の部員全員分と顧問3人、作曲の土井先生の分、それと学校と演劇部の保存用、さらに、これからの営業用に1枚、そう、営業、これについては近々書くつもり、計31枚を仕上げた。これを卒業式前日の演劇部送別会の場でプレゼントしようと思っているんだ。家に持って帰って、家族と部活に明け暮れた3年間を振り返ってくれると嬉しいね。さらに、10年後、いや、子どもが中学生や高校生になった時、このDVD見せながら、自慢してくれたりするともっと幸せだなあ。あるいは、今の僕の歳くらいになって、当時の仲間が集まって、いやあ、若いねぇ、とか、へただよなぁ、とか、あんときはねぇ、みたいに盛り上がってくれたらもうこれ以上の喜びはない。
それにしても、世の中便利になったものだ。高校時代の思い出がくっきりとした映像として残せるんだからって、思っていたら、おっと、今日の新聞に、とんでもない記事が載っていた。半永久的って言われてたDVDの記録が、製品によって、10年持たない、ものによっては1年でパーになるって。おいおい、よしてよね!そんなこと知らないよ。20枚1600円って安物買って作っちゃったよ。マクセルさん!頼むよね!大丈夫だよね?