赤湯中2年生と演劇部のワークショップだった。演劇好きのH先生の熱意で実現した企画。始まる前はかなり緊張したけど、まずは、成功だったのかな?どうだろう、楽しんでもらえたんだろうか?少なくとも、保護者は目一杯楽しんでいたようだ。ダンスもとっても楽しそうだった。フリも自分たちで加えるほどの熱の入れようだった。『さがしものは何ですか?』ってテーマで作ってもらったコントも、大爆笑ものだった。一人の旦那に何人も奥さんが現れて、本当の奥さんを捜すなんてコント、考えないよ、普通、ほんと。いやあ、参りました。日頃、子ども達のために、何かと気苦労の絶えないお母さん達にはいい息抜きの機会になったんじゃないかな。
さて、本命の中学生。自分からどんどん楽しんでる子もいれば、おずおずとはにかみながら取り組んでる子、こんなの苦手だよって引っ込み加減の子などいろいろだったね。まあ、当然だよね、恥じらいの中二、気むずかしの中二だもの。
中学生は3つのグループに分かれてダンス&コントに挑戦したんだけど、やはり主役まで自分たちでやったグループは素晴らしかった。一人でも二人でも、よっしゃやったるっていう人間がいると、盛り上がるんだよ。ストーリーもドラえもんを巧みにアレンジしていて質が高かった。でも、残り二つのグループも最後にはなんとか仕上げてきたし、けっこう笑いとってたから、いいんじゃないかな。
じゃあ、教えた置農生はどうだった?これもまずは合格だ。初対面の中学生、それも、演劇がやりたくてやりたくて来たってわけでない中学生を上手に乗せて楽しい舞台を作っていた。後で聞いたら、指導するって難しい!って感想しきりだった。そう、それがわかったってことだけでも、今回は大きな収穫だったね。
さて、僕はどうか?これは、あまり褒められない。部員にほとんど任せきりだっもの。もっと、ワークショップの理論と技を磨かねばと反省しきりだ。特に、僕がやりたいと思ってる中学校や小学校行っての演劇指導で効果あげるには、生徒の気持ちを盛りあげる話術や話題や工夫が必要だって痛切に感じた。でも、こういう機会を一つ一つこなしながら、自分の技倆も高まっていくんだと思う。
だから、声掛けてください、これからも、どしどし。待ってます。