今、たった今、1時間半かけて書いた文がすべて、消えた。ブログにアップした途端に、どっかに飛んでいっちまった。とうにかならなんのか?!OCN!!しょっちゅうだぞ!!なんてことを読まされても、読む人はなんのこっちゃ、つまらんこと書くなってことだよな。でも、この悔しさはそうとうのものなので、一言、八つ当たりをしないと、もう一度書くって気にならない!だって、いい文章だったんだもの!!てへ、ほんとうか?
さて、何を書いたかって言うと、ふるさとキャラバンが、消防団に目を着けたのはなかなか上手い手だったってことだ。二度目だから、もう箇条書きでいっちゃうよ。
その理由①、今時、田舎で演劇公演をバックアップしてくれる個人も集団もない。唯一っていいほど団結力を保っているのは消防団。こいつを描いて、売り込めばある程度の集客が可能になるってこと。もちろん、営業さんの努力もそうとうなものだったんだろうけど。
その理由②、消防団は、今、かなり厳しい状況にある。地域に暮らす人たちの働き方が大きく変わってしまって、火事や災害の緊急出動に応じられるゆとりを失っている。周囲の人たちの考え方も変わった。だから、消防団員は今、つらい!苦しい!やりきれない!そんな彼らの悩みや苦悩をきちんと描くことってとってもタイムリーなんだってこと。
その理由③、大変な仕事で報われない任務だからこそ、消防団員は誇りと熱意をもって活動に取り組んでいる。そんな彼らの意気をしっかりつかんだってこと。
その理由④、地方蔑視、地方切り捨ての時代に、田舎で暮らす人たちの生活や本音を明るく夢多く語るふるさとキャラバンの公演活動の姿勢は、とても共感できるってこと。
さて、では、舞台の方は?って言うと、うーん、僕にはちょっと???だったな。ちょっと、筋立てが安易だろう。ちっとキャラありきたりでねえか?お説教うるさいんだけど!などなどどうしても引いてしまう部分が多かった。でも、それは、この劇団の芝居作りが、演劇初めてって人向けの『超入門』として作られてるからなんだろうね。それと、僕のかっこよさ志向と合わないってこともある。
とは言え、無料で見せてもらった置農演劇部の部員たち(ただし、チケットもぎり、会場係のボランティア付き)はいたく感動したようなので、これには大いに満足だ。だって、生の舞台に感動するって経験一つでも二つでも、とっても大切だから。ということなので、無料送迎バスを出してくれた喜楽(川西町小松の料理屋)の旦那さん、その手配に奔走してくれた町商工会の金子さん、声をかけてくれたふるさとキャラバンの営業さん(失礼!名前忘れました)、心から感謝します。