春の交通安全出発式

　緊張しましたねぇぇ。なんせ、三日で仕上げたコントと舞踊てすから。簡単に゜作ったつもりでも、あれこれと小道具準備しなくちゃなんなかったし、衣装もいちいち考えないとならないから、うーん、昨日、一昨日なんかてんてこ舞いだった。もちろん、演歌舞踊はゼロからのスタートだったしね。
　
　それと、お客さん！何人入ったんだろう？超満員だったから。あと、全体のプログラムの一部ってことも緊迫感ある。リハーサルなんか４５分だし、舞台は狭いし、前後は他のプログラムに挟まれてるし。８時３３分、じりじりしながら会場入りして１０分で着替え、コントの場当たりを１０分、後は通しを中抜きでやって、大急ぎで着替えして、スタンバイ。即客入れ。下手はまったくの監禁状態。次に出る米東吹奏楽部の楽器がごちとゃっと置いてあるから、トイレはもちろん動くこともままならない。そのまま、セレモニーを３０分。そして、本番。

　いやはや、いやはやだったけど、舞台の方は大好評だった。コントは笑いの連続だったし、舞踊は終わった後どよめきが起きたもの。時間稼ぎの子どもミュージカル宣伝も好意的に聞いてもらえたし、最後のよさこいは、精一杯若さを発散して、拍手喝采だった。
　
　今回の観客はお年寄り？というと怒られるかな、僕と同じかちょっと上の人たちだから。とっても暖かいんだよね。きっと孫の活躍見てるような気分なんだろうね。一緒に盛り上げようって気持ちが演じる側にもしっかり伝わってくる。こういう舞台を経験すると役者は伸びるんだよ。自信になるから。で、どんどん上手くなる。だから、こういう機会をどしどし作って行かなくちゃね。担当者から、振りこめ詐欺防止のコントもありますか？って聞かれた。もちろん、ありません！でも、注文あれば応じますよ、って答えておいた。

　三日間、大変だったけど、こういうあったかーい拍手もらって、感謝の言葉かけてもらって、演劇って使い道結構あるぜって実感した。それにしても、たいした連中だよ。三日間でこんだけのことやっちまうんだんら。でもきっと、春休みの宿題ぜんぜんやってなーいだろうな。それが心配だぁぁぁぁぁ！！