ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ラジオドラマ『合い言葉は?もったいない!』

2009-04-13 11:07:53 | 演劇

 『合い言葉は?もったいない!』がラジオドラマになっちゃったよ。まだ放送はされてないけどね。FM山形のBoy Meets Highschoolの特別番組として制作されたんだ。置農の食育ミュージカル第2弾を原作として30分のラジオドラマに作り替えた。出演はもちろん、置農演劇部&そのOG。だって、ほら、去年の作品だから、主要な出演者は卒業してるってわけだよ。中にはトオルみたいに県外に出てしまったのもいるから、彼には申し訳なかったけど、一年前の卒業生ミドリを特別ゲストで招聘した。なんたって、ミドリは演技抜群だから。その場で台本渡したって、ささっと、こなしてくれるもの。

 で、昨日がその収録。12時半に山形市のFM山形のスタジオ入ったんだけど、うっ、なんか小いせー!(ごめん!FM山形の日下さん、岩崎さん)小振りなマンションの5,6階。6階がスタジオ。中央に15畳ほどのオープンスペースを挟んで二つのスタジオ。それだけ?!これだけの施設で、毎日番組が流されてるって思うと不思議な感じもするし、まあ、そんなもんかって気もした。

 さて、収録はまず、歌から。歌はミュージカルの原曲を上演時のメンバーで歌って録るってことにしたんだけど、これがなかなか大変!何故って、マイクは粗(アラ)ぜーんぶ拾っちゃうからね、舞台なら大きな声で歌って勢いでごまかせたのが、ここでは通じない。仕方ないんで、メンバーを補強したり、下手な奴(男ども!)はマイクから遠ざけたりして延々3時間近くもかけと収録した。いやぁぁ、歌の上手いミドリがいてくれてほんと、助かった!

 休憩と簡単な食事を取って、こんどはせりふ部分を録る。まずは、読み合わせ。まあ、去年やってるので、出演者にそう大きなとまどいはなかったけど、ラジオドラマ用に付け加えられた部分とか、演出からの要望とかの指導を受けて、いよいよ、スタジオ入り。

 演出の岩崎さんのQを受けながら、開始。もうすでに効果音とか、BGMとか準備されていて、それらを合わせながらマイクの前で台本を読む。うーん、緊張してる。でも、なんとかシーンの終わり近くまで行ったと思ったら、主役の一人がとちった!うわーっ、全部やり直しかよ!って青くなったら、これがなんと、テープをちょっとまき戻して、間違った部分だけの取り直し、なるほど、これでいいわけだ。さすが、ラジオ!かなり、ほっとした。

 それにしても、制作にあたる二人の、仕事の速いこと速いこと!なんの印もついていない録音テープ(懐かしのオーブリール!こんな所で生きていたのか!)巻き戻したり進めたり、もう、目にも止まらぬ?早業で必要な録音部分を見つけ出してつないでいく。オープンリール2台を動かし、サンプラー?をいじり、CDプレーヤーをセットし、編集機のスイッチを入れ、右へ左へ腕を伸ばしながらの作業が続いた。

 スタジオ入ってからは、こんな調子で、何度かとちって取り直しはあったものの、順調に進んで、午後7時過ぎ、無事収録が完了!全員拍手のうちに完成を喜び合った。かなりの感動!初のラジオドラマ出演、疲れたけれど、部員全員、新しい経験を積み上げた満足感に浸されて帰路についた。この作品、4月26日(日)の午後6時からFM山形でオンエアーだ、日頃、ラジオ聞かない人もぜひぜひ、聞いてくださいね。

コメント (3)
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