ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

子どもミュージカル同時2回公演

2010-01-21 23:21:28 | 演劇

 年間14回公演とか、東京町田公演とか、いろんな経験させてもらった食育子どもミュージカルだけど、同じ日に同じ時間帯に別会場で公演する?!なんて思いもよらなかった。

 そんなんありえねえべ!そう、完全版ならあり得ない、A,B二つのキャストでも無い限りね。でも、ダイジェスト版ならば、そんな離れ業もありかな。いいや、やんなくちゃなんない!ことになったんだ。

 当たり年の全国表彰、『こころを育む活動』全国大賞、『地域に根ざした食育コンクール』審査員奨励賞、この二つの表彰式が、お見事!ちょん!!2月13日(土)でバッティングしてしまったんだ。それも、どちらも、活動紹介としてダイジェスト版を上演してほしいって要望つきなんだ。ね、凄い話しだろ。同じ日、同じ時間帯、東京で2公演だよ。片方が九段会館、もう一方が東京国際フォーラムって、もう一回凄い!だろう。

 時間はそれぞれ30分と25分、つまり半分以下に圧縮するってこと。これだけだって大変なのに、二つのバージョン作らなくちゃなんないわけだ。それも、出演者も2グループに分かれてだよ。てことは、一方の舞台にはお姫様と王様と家来が出て、もう一方にはリンゴ売りの少女と魔女が出る、ってこんなの話しがちんぷんかんぷんじゃないか。

 つまり、物語の一部分を取り出してつなぎ合わせ全体像を仕上げ、なおかつ、面白いおいしいシーンを残すってこと。それも2つの舞台用に!こんなのできるか?!いやもうパズルだね。でも、頼まれた以上、やりますって言った以上、するんだ、絶対!ってことで、台本を2本書き直している。足りない部分はスライド使ってMC入れたりね。

 実際の役者で演じる部分は二つの舞台でまったく違うわけだけど、見終わった人には、ああ、こんな食育ミュージカルだったら、全部見てみたいなって感じさせるものにしなくちゃいけないって思っている。だから、最初と最後の演出は同じでいこうと思う。

 どうするか?ってそりゃ観客席乱入だよ、それしかないだろう!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする