ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

トラック積み込みは、祭りだぜぇぇ!

2010-05-14 20:59:36 | 教育

 明日は一ヶ月半ぶりの子どもミュージカル公演。ってことは今日はゲネやって荷物の積み込みだったってこと。今回の『ベジタブル!ワンダフル!!』はすでに二回公演してるから、積み込みの方法も決まっていて楽だよな、なんて、とんでもない思い違いだった。

 ぜんぜん!覚えていない。それ以前に積み込む荷物忘れてるくらいなんだもの。やれやれだ。で、仕方なく、僕が陣頭指揮して積み込みを行った。途中失敗すること数度!そのたんびやり直して、どうにかこうにか積み込みを終えることができた。これで、もう、次回から部員たちに任せきりにできるだろう。

 置農演劇部が気楽に公演に出られるのは、このトラック積み込みのノウハウをしっかり確立できたってことにある。うん、ほんとそう思う。装置に衣装に小道具に照明音響に至るまで、ぜーんぶ積み込んで後はトラック運ぶだけ。だから、どこにでも何回でも出かけていけるってことなんだ。改めて、この仕事の意義は大きい!うん、ほんと!!

 途中荷崩れしたりしないように、びっちりと積み込む。コツは床面の部分がすべてぎっちりと詰まっているってことだ。ここに空間があると、運転中に積み荷が動いて大変なことになる。だから、かえって荷物の少ない時の方が難しかったりする。今回も比較的少量なので、ブロックを足下に詰め込んだりして強引に床面を埋めた。側面は袖にする展示用パネル10枚で壁にしてあるので、床面さえ埋め尽くせば後は楽だ。かぶり物や衣装をぼんぼんと放り込み、ブルーシートで覆ってロープを掛けて終了。予定時間5分超過で19:05完了だった。

 それにしても、この積み込みの作業って奴は、部員たちをえらく興奮させるようだ。もうまるで祭りだね。ああでもない、こうでもないと言い合い、声を掛け合い、冗談を飛ばしながら楽しんでいる。特に、最後のシートとロープ掛けは、男どもの見せ場だ。わいわいと大騒ぎしながら観音結びで荷物を固定していく。1年生はさっそく呼びつけられて、「これ覚えねと、一人前にならんねからね!」女の先輩たちにはっぱを掛けられる。この技に熟達した男は、男たちの中でちょっぴり優位に立てるんだ。

 ばかばかしいって言やあ、ばかばかしい。だけど、こんなところで競い合って技を磨き合って行く。これもまた、成長のための大切な一歩なんだと思うね。

コメント (2)
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