1日中、会館でリハーサルができるなんて、幸せぇぇぇ!しかも、県大会とほとんど同じ舞台構造の米沢市民文化会館だもの、これはもう、願ったり叶ったり!儲けたり得したり!?ってとこだ。
できれば本番会場の鶴岡でやりたかったところだけど、まったく空きがなくてダメ。仕方ない、近場で探すか、って問い合わせてみたらなんと!米沢で月曜日に貸してくれるって言うんだ。月曜日は置農祭の代休日、丸1日心おきなくリハーサルに励めたってことなんだ。
どうしたってやっておかなくちゃなんなかった。それは照明調光のマニュアル操作。置農演劇部の場合、照明はまず記憶が基本だから、手作業なんてやったことがないんだ。データをフェーダー表に書き込んで、それをたよりに1シーンごと作っては照らし、照らしては消すなんてこまめで緊張感漂う作業とはとんと縁がない。
ところが、鶴岡市民会館は、記憶装置がない!今どき!!ありえねぇぇぇぇ!!!っていくら叫いたってしょうがない。やるしかない、マニュアル操作。
となると、不慣れな生徒がとまどわない程度に簡単な色作りにしなけりゃならないし、それのデータもとる必要かある。なにより、そんな手作業に慣れてもらわなくちゃなんない。これが今回のリハーサルの主目的だ。
いやぁぁぁ、時間喰ったねぇ。何がって、夕暮れから夜に変わっていくってシーン。これ地区大会では、4つくらいのシーンを作って次々に変えて行って表現したけど、これを1シーンで連続で変えて行こうってことにした。これがなかなか大変だった。作った夕暮れ明かりから地明かりを落とし、ホリの色を変え、シーリングを変えていく。そんな操作を一通りマスターできるまでに1時間近くかかった。
後は、場転!これまた難しい場転があって、しかもそれはエピローグの大切な場面なんだ。今まで2分近くかかってたこの場転をせめて40秒程度に抑える、これももう一つの大きな目的だった。こちらの練習もかれこれ20分。後は立て込みかな。地区大会では時間オーバーだったから、これも10分以内を目指して何度か練習をした。
どうにかこうにかこれらの課題をやりきって、いよいよゲネプロ。ダメだしなど一切せずに立て続けに2回通した。結果は、まぁまぁってところかな。久しぶりにせりふが出ずに立ち往生なんて懐かしいシーンがあったり、時間が61分14秒と超過したりもしたけど、まず、照明、音響が無難に凌いでくれたの、まっ、成功って言っていいと思う。
明日からは、宮内中公演に向けて装置・道具の直しや、29日の本番、11月3日の町芸文祭での演歌ショーなどまたまた忙しい日々が始まる。そんな超多忙に追いまくられながら、ずすずんと自信をつけて県大会を一気に泳ぎ切るってことになる。
朝早くから、時間超過しての退館まで、一人飛び回って面倒見てくれた会館スタッフの岩瀬さん、有りがとう!良い結果をお礼に届けられるよう頑張ります。
最後に、この芝居
の写真はまったく非公開できたけど、ちょっとばっかりちら見せしてしまおう。と言っても、秘密のあのシーンは、うふふふふ!だけどね。