ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ごパンにぞっこん!

2014-12-05 09:10:18 | 暮らし
 昨日も焼いた。明日もたぶん、焼くだろうなぁ、ごパン。

 知ってる人は知ってる。知らない人は知らない。当たり前。炊いたご飯と小麦粉で焼いたパンのことだ。米粉じゃない。ご飯だ。一部自家製パン愛好家の間では超人気のパン焼き器にも名前が使われるくらい、隠れたヒット食品だ。今や、僕の”マイブームベスト3”の一角に堂々進出している。

 ご飯なんか練り込んでふっくらすんなか?パンのあの香ばしい香りは出んの?米粉パン同様グルテンを別に加えんなねんでねえか?作ってみる前はほぼ???マークいっぱい、まっ、やるだけやってみっか。

 で、驚いた!美味いんだよ、これが。ふっくら柔らか香りも抜群。しかも日持ちが断然いい。家で作るパンって老化が早くてすぐパサパサになんだけど、一週間経っても文句なし。こいつぁ、いいぞ!ってやみつき。その後いろんなパンを試作してきた。そうなぁ、パン生地にして6種類、パンとしては15種類くらい作ったかな。



 ほぼ毎週あれこれ焼いて友人にあげたり、知り合いに送ったりしている。どうしても欲しいっていう知り合いには定期的に提供している。これなら行けるって町の加工講座でも披露したくらいだ。


 なんだってこうベタ惚れになったか?やっぱりパンが好きだから。それに米作り農家としてご飯も食べようって思いが無理なく結び合わさったからなんだ。山形来て百姓やる前はパン屋だったくらいで、もう根っからのパン好き。でも、自分で作ってる米放り出して小麦粉パン食ってるわけにゃいかんだろ。そこが板挟み、辛いところだったんだ。日本全体米あまり、僕の家でも米あまり、国内産小麦粉使ったとしても、どうにも後ろめたさ免れなかったってわけだ。

 そこに、ごパン登場!やったぁ!これ、いける!ってことで飛びついて、首ったけ!

 それと、菓子パンなんかには自家製素材が様々使える。たとえばジャムパン。イチゴ、ブルーベリー、ブドウ、プラム、プルーン、リンゴ、我が家産やら、ご近所からの頂き物で季節のジャムパン各種できちゃう。グリーンピースも作ってるんで富貴豆パンなんてのも作って好評だった。もちろん、紅大豆餡パンは一番の人気商品になってる。ごまの収穫が終わったから、黒米、ごま食パンなんかもいいかなって思案中。豊かな農家暮らしをごパンが一気に後押ししてくれてるって感じた。

 ごパンのって言うよりご飯ペーストの可能性だけど、まだまだあるって思う。スイーツへの応用もこれこの通り。


 ご飯ペーストと米粉で作ったパウンドケーキは最高だし、


 クッキーにも応用がきく。もちろん、パンの方だって工夫しだいだ。

 てことで、ランニングにごパン焼きに芝居作り、忙しい日々はこれからも続くってことだ。やれやれ。
 

 
 
コメント
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