ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

虫、少ないんだけど、喜んでいいのか?

2017-06-13 08:23:09 | 農業

 いつもなら虫食い散々の小かぶも、今年はほれ、見事な出来!

 艶やかな肌で食欲をそそってるぞ。キュウリはまだだが、そろそろ糠味噌漬け、再開するか?なんてワクワク気分を味わわせてくれてる。

 春先、播いた小かぶ、チンゲン菜、ホウレンソウ、どれも立派立派!今が食べ時、今が旬。白寒冷紗で覆ったのが正解だったなぁ。これほど効果的とは思わなかった。同じように作っているキャベツ、ブロッコリーも大きく葉を広げ、キャベツなんか結球が始まってるからね。昨日は、寒冷紗を一部ずつ開けて、除草と追肥を済ませたから、これで万全、今年は、見事な春キャベツ、ブロッコリーを堪能できるぞ。

 それにしてもだ。虫がやけに少ない。モンシロチョウが飛んでるのなんて、数回見たくらい、去年の狂気の乱舞、魔の襲撃なんて、嘘のようだ。土の中で越冬したはずの夜盗虫も1匹発見、即踏みつぶしただけ。植えたキャベツ苗が根際でぽっきりなんて、1本もない。寒冷紗トンネルの効果?ばかりじゃないよなぁ。

 ジャガイモだって、今年はきれいなもんだ。

 毎日、朝夕にニジュウヤホシテントウの索敵巡回を行っているが、1回の見回りで、捕殺するのはせいぜい2匹!ぐるっと回れば簡単に終わる。こんなことってあるか?この最初の襲撃を撃退しておけば、葉に卵を産み付けられることもないから、初夏の収穫まで健やかな生育を全うしてくれるんじゃないか。いやぁ、今年は、目出しもしっかりやって、植え付け時の堆肥1つかみも忘れず施しこの姿。嬉しい限りだ。

 て、喜んでばかりでいいのか?ってことだよ。本当に虫が少ない。まさか、レイチェル・カーソンの「沈黙の春」じゃないだろうな?数年前からハチが減ってるのは、どうやら農薬の所為だってわかってきたようだが、他の害虫どもも、同じ原因からなのか?と、すれば、これはかなりヤバイ事態だろう。だって、これまでの経験から見て、奴ら害虫どもの生命力は人間なんかの比じゃないからな。うーん、これは、・・・・

 他に原因を求めるとすれば、冬、雪か多かったことと、このところの低温かな。ともかく、寒い。昨日なんて早朝、ストーブ焚いてしまったくらいだもの。イネの活着も例年になく悪くて心配だ。でも、田の草も縮こまっていて助かってるんだけど。

 わからない。ま、せいぜい草など繁茂させないように、害虫どもの生育環境を断ち切って、無農薬野菜栽培に好ましい菜園を作る努力をするばかりだ。さっ、草刈り、頑張るぞぉぉぉぉ!

コメント
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