ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

認知症予防にZUMBA!なぁんて言っちゃいるけど・・・

2017-07-15 08:56:49 | トレーニング

 通ってるジムじゃ、各種トレーニング機器を使ったランニング、ウォーキング、筋トレ、ストレッチなんかが主体ちゃあ主体なんだが、ヨガだとかエアロビクスだとかボール体操だとかもリードしてくれている。45分から60分を一コマとして、様々なレッスンが組まれていて、朝から幾つかのレッスンをはしごして、半日ジムで過ごすなんて人も少なくない、暇だね、なんて言っちゃいけないよ。

 通い始めて2年ほどは、ふん、あんなもん!って一瞥、侮蔑、こちとらマラソンが目標なんだい、って、ランニングマシーンと格闘する日々が続いた。まっ、今も基本、そういう利用法なんだが、ランニングもマラソン大会もややマンネリ感あり、いつまでもストイックで貫き通すてのも、ちとしんどくなった。

 そんな時期、新たにレッスンプログラムに加わったのが、ZUMBA!まっ、簡単に言っちまえば、ダンスの要素を色濃くしたエアロビクスってとこ。エアロは以前1度顔出してみたことあったんだが、音楽は流れちゃいるものの、動きに取り入れられるのはリズムだけ、振りはただのアップテンポ体操、しかも、走ってる身としちゃ、エネルギー消費もたいしたことない。こりゃ違うなぁ、と、その後見向きもしなかった。

 ところがZUMBAさ。

 こっちはダンスがメイン、音楽も、サンバやサルサ、ハウスにレゲー、EDM(エレクトリック・ダンス・ミュージック)、ヒップポップからR&B、ポップスまで、クラブ、あっ行ったことないけど、でかかってるような曲、盛りだくさん。ただ体動かしてだけで楽しくなる。

 でもさぁ、今さらこの歳でぇぇぇ?って一応尻込みはするさ。で、そこで思いついたこじ付けが、ダンスって認知症予防にばっちりなんじゃねぇ。ほら、頭使いながら体動かすのが、脳の若返りにゃ一番だって言うじゃないか。料理作りとか。だったら、インストラクターの振り見て、必死に真似てステップ踏むなんて、これ絶対ベストだ、って言い訳しつつ飛び込んだ。年寄りは行動するにもなにかと七面倒くさい。

 始めてみれば、こりゃ面白いばかりだった。なんたって音楽すきだからね、ダンス嫌いじゃないからね。ぐんぐん上手く、はならんが、ずんずんはまって、シューズは買い、ウェアは揃え、あとは上手くなるだけ。週に1度のレッスンじゃ物足りなくなっちまった。

 もう1度あるにはあるが、夜の部、7寺30分から。これに出るには平日昼間限定の平日会員からいつでも施設利用できる一般会員に変わる必要がある。うーん、会費、上がるよなぁ、年金暮らしの身で、そんな贅沢許されるのか?って悩んだのは一時、まっ、人生長くはねえんだ、やりたいことはやっておけ、で、7月からは土日も夜間も通えるようにした。

 夜の部はさすがに年齢層が若い!ざっと見で二回りは下かな。30代、40代が中心。ついて行けるんかい?まっ、精一杯踊るだけさ、別に誰が見てるってもんでもないし、試験があるわけでもない。と、図々しく思いつつも、控えめに一番後ろの隅でメンバーに加わった。

 最初はびくびくものだったが、よくよく見れば、若くたってみなが上手いってわけじゃない。テンポについてけない人もいれば、手抜きしてる人もいる。そうだろ、働いた後、ここに来て踊るんだから、疲れもあるだろうね、なんて年寄りに同情して欲しかないか。

 ざっと見渡して、こっちは、下手だし、振りは間違えるけど、リズミカルに大きく踊れてるって点じゃ、けっこういいとこ行ってる、ってちょっと安心、自惚れ。いいから、いいから、自慢はもっと上達してからにしてくれ。そう、どうせやるなら、この参加者のトップレベルに肩ならべるとこまで行こう!なんて、無謀な誓いまでたててしまった。

 そりゃ体も脳も柔軟性失ってるから、そんな目標無理!って知っちゃいるけど、そこを無視して頑張る、ってことがいいんじゃないかな。あっ、認知症予防どうなった?ははは、そんなの最初から方便だから、こじ付けだから。

 

コメント
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