ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

薪割り斧補強!

2019-02-07 10:12:50 | 暮らし

 朝の薪割り、毎日の日課だ。ストーブで燃えやすく、かつ火持ちするくらいの太さに割る。風呂用には、じゃんじゃか火が回るようにもっと細くな。夜、せっかく焚き付けたのに、いつの間にか消えてて、入浴までさらに30分待ち!なんて嫌だからね。

 冬直前に、新しくハスクバーナ(スウェーデン製)の斧買ったからね、嬉しくて仕方ない、ってガキみたいな動機もある。良く割れるのが快感で、欠かせぬ朝仕事になってるってわけさ。なんたって、刃の重さ、3キロだ。真っ向から振り落とせば、あらかたの薪はパカーンと一発だ。あっ、いや、重量で叩き割るから、バキッ!って表現の方がふさわしい。ともかく強力だ。

 が、難点もある。重い上に柄も長いので、クリーンヒットしないことがちょくちょくあるってことだ。さすがに空振り三振はないが、ファールチップとかはしょっちゅうで、気を付けないと刃が足元に飛んで来たりするから危険だ。そこは、へっぴり腰でバッターボックスから離れて立つようにしているので、今のところ、デッドボールを見舞われたことはない。

 当たりそこないも嫌だが、もっと怖いのは根元で痛打!って奴だ。ほら、野球だって、手元近くで打てばバット折れるだろ、あれと同じ心配さ。刃が薪に当たらず、柄の付け根が薪を直撃!あっ、やべっ!って打撃が毎朝一度はある。固いヒッコリーの木で作ってあるとは言っても、木だからねぇ、何度もぶち当ててれば傷もつく。当たり所が悪ければ、一発で折れるって話しも聞いている。今朝も、思い切って打ち損じをした。たはっ!かなり削れたぜ。よし、いつかしなけりゃって思ってたんだ、柄の補強、今日やっちまおうか。

 

 用意するものは針金とペンチ。打ち損ねの痛撃が、もろ強打する刃の付け根部分に針金を巻き付ける。これ、YouTubeで教わった。見かけは悪いが、柄を折って買い替え、なんてウンザリ事態よりははるかにましだ。針金は、適度に強度もあって、柔軟性もある太さのもの。まっ、これくらいか。最初、手で引っ張って巻き付けてみたが、いくら柔らかめ、細めとは言っても、こちらの思うようには加工できない。やはり、ペンチだな。

 

 もっと、隙間を詰めて、きれいに巻けねえのかよ、ほんと、下手だなぁ。上手く行かなきゃ、何度でも巻き直せばいいのに、その一手間が面倒臭い。根っからの手抜き、手ぼっこ人間なんだ。まっ、見かけはいいんだよ、要は効果だぜ。対費用効果、コストパフォーマンスってもんが大事なんだ。柄が守れるなら、見苦しいグルグル巻きだってかまいっこねえってことさ。

 よしっ、出来た。これで、心置きなくフルスィングできるぜ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする