夏休みに入ったのが7月24日、昨日8月11日で19日間。この間、東京での公演を含め18回の公演だった。改めて、凄い!ほぼ1日1回というペースだったってことだから。演歌ショーが7回、子どもミュージカルが11回。こんなこと普通の劇団だってやってないよ。
さて、こんなむちゃくちゃやった意味があったのか?そりゃ大きな価値あったと思う。まず、これから先、絶対出来ないことだってこと。青春の1シーンにこの暑い熱い夏の連続公演が刻まれたことになる。これは誇りだよ、自信だよ。一生の宝物だよ。
特に立派だったのは、一回として故障者、不調者が出なかったことだ。みんなよく頑張った。それ以上に逞しくなった。心も体も。で、これが二つめの意義だ。ぎりぎりをやり通せば、人は成長出来る、それを実感した19日間だった。
交通渋滞や引率者不足といったトラブルもぎりぎりのところで回避できたし、主催者との連絡不徹底なんてことも一切なかった。これは我々顧問団、特に顧問Nのお手柄、ってほどのことでもないか。
成長は心と体だけじゃない。演技者としてもかなり上達できたと思う。観客を見ながら、反応を意識しながら演技するなんて、高校生ばなれした技量も身につけることができた。自分たちで作り上げるという意識もかなりの程度高まった。短い時間の中で必要な事柄をやり通す力も付いたと思う。
もちろん、子どもたちにもお年寄りにも、とっても喜んでもらえたってことが一番大きい。どこに行っても拍手喝采だった。今年中にもう一度、とか、来年もぜひ、といった嬉しい申し込みも数多くいただいた。そんな評判が続々と公演依頼につながっている。9月の交通安全出発式にどうかとか、1月寒河江でやってほしい、などというありがたいお話しが舞い込んでいる。つまり、地域に置農演劇部の名前を大いに売り込めたこと、これも大きな成果だ。
その分、勉強の方がおろそかになったのは否めない。でも、今、この時でなくちゃできないってことはあるんだよ。どこの高校生にも絶対できない、貴重な体験。このことの価値を考えたら、勉強なんて!おっと、そこまで言うと問題発言だ。
さっ、この盆休み、学習に精を出そう!僕は大会に向けて勝ち上がれる作品を書こう。
28日は当然部活しています。大会直前ですからね。休みはなしです。演歌ショーや子どもミュージカルの公演も19日以降組んでいません。大会作品に集中です。
お待ちしています。できたら、物作り手伝ってください。