100歳の義母の同居、暮らし方、いろいろ変わって来た。食事時間は規則正しくなって、ジム遅くなったから昼食1時間押し、なんてことは許されなくなったし、食事の内容も、総入れ歯向きに素材を細かく刻んだり、メニュー2本立ても考えなくちゃならなかったり。ショートステイやデイサービスの日は、いつまでもぐうたら寝てるわけにいかなくなったりと、年寄りとペースとの兼ね合いが難しい。
なぁんて言っても、介護の主力は神さんなので、偉そうなことは言えない。
同居前、考えてもいなかったのが、トイレのことだ。まだまだ元気!っと言っても100歳だ。歩くのは、あんよはお上手!状態だから、便所に行って用を足すわけにはいかない。居室に置いた簡易トイレを利用する。そこで問題発生だ。
無事容器に排出されたおしっこや便は捨てにゃならん。当然!水洗便所で流しちゃえば、って思うだろうが、そこだ問題は。我が家の便所は古式ゆかしいポット便所なのだ。溜った糞尿は季節ごとに汲み取って、もみ殻等と合わせ堆肥にしている。簡易トイレ容器内の溜まり水と糞尿、さらにそれを流し込んだ後の容器の洗浄水はすべてこのポット便槽に留めおかれる。
これは大いに弱った事態なのだ。汲み取る以外に減量の方法がないポットン便所は大量の水の貯留を想定していない。せいぜ日に1度の便と数回、頻尿としても10回程度、おっと、連日トレーニングで"さらば頻尿の屎尿"だが、にしか対応していないのだ。簡易トイレの使用が始まる前は、冬直前に汲み出せば春までなんとか溢れることなく利用できた。が、なんせ、下水が詰まった水洗便所状態になっているわけだ。溜るわ、溜るわ!まだ冬真っ最中だと言うのに、水位は便器から数10センチにまで上昇しているではないか。うーん、これはぁぁぁぁ!
汲み取り口の上には雪囲い、近くの堆肥積み場は雪に埋もれて、春まで無理!ってのがいつもの冬だったが、
今年は想像を絶する雪なし暖冬!良かったぁぁぁぁ!汲み取りできるぜぇぇぇぇ!本格的な定期排出は春の到来を待つとして、取りあえず、そこまで2か月分の糞尿を汲み出そうじゃないか。緊急避難的中間処理だ。
堆肥覆いのビニールを剥ぎ、表面のもみ殻を片側に押し付ける。出来たスペースに発酵材として有機肥料と米ぬかを撒いて、そこに糞尿を散布するのだ。
あくまで非常時?対応だ。汲み取る量も最小限に抑えたい。目標は肥え柄杓60杯!簡易トイレ1日使用分が柄杓1杯と考えて2カ月分だ。そう、4月半ばまで持てばよい。突っ込んでは満杯にして汲み出し、もみ殻上に散布、1回、2回、3回、・・・・・
よしっ60回、汲み出し目標完了!
さっ、これで、気兼ねなく春まで用を足せますぞ!暖冬さん、ありがとう!
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