前回公演、えっ、役者10人切っ?!
あぁ、じり貧だぜ、菜の花座。座長の老化衰退とともに息絶えるのか?初めて出てくれた若手も一回限りって、さよならされたし、うーん、寂しくなるなぁ。
この窮状、乗り切るにゃ、出演者限ったコント風とか、一人二役の倍増計画とか必要か?あぁ。
まっ、残ってくれてるメンバーで作るしかないよな。幸い、みんな実力上がってきて、二役だって無難にこなしてくれるようになってきてるから、心配するなって。
って、自ら慰めていたら、代表から電話あり。
欠席した新年会で、新たに3人が出演希望!って連絡が来た。
いずれも新規ってわけじゃないが、仕事の都合とか子育てとか他劇団公演に出演とかで離れていた人が戻って来るって話だ。
そうか、見捨てる神あれば拾う神あり、ってやつだな。ありがたいことじゃないか。菜の花座で舞台に立ちたいってことなんだぜ。
子育て途中の女性は、ワンシーン限定で、って制約付きだ。まっ、そりゃそうだろう、たしかまだ子どもは幼児だものな。無理しないでくれよ、人生はまだ長い。しっかり務めを果たしてから、じっくりと取り組んでもいいんだぜ。
戻ってきたもう一人も、そういえば、まだ子どもたちは小学校低学年だった。そうか、そういう時代の流れなんだな。子どもが完全に手から離れてから、自分の人生取り戻すなんて待っていられない。子育て期間は、女としても脂の乗り切った時期だし、無駄にはしたくない。やりくりつく範囲内で、自分の人生も生き続ける。そんな考えを持つ女性が出て来て、パートナーもそれを応援するように変わってきてるってことだ。
いいことだ、それがこれからの方向性だぜ。
保育所とかの公的な支援がもっと徹底していれば、趣味に限らず仕事でも中断せずに続けられる。そうなって行かなくっちゃ、遅れ遅れの日本だって。先陣切って新しい生き方を追求する彼女たち、そして、その意欲を大切にしよう。
おい、家父長制に胡坐かくオジンども、足引っ張るんじゃねえぞ。
萎みかけてはまた息吹き返す菜の花座、まだまだ健在のようだぜ!
そうか、全員が一人二役、なんてのもやってみてもいいかな?
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